6月は忙し楽しかった

Ninja君、どーしてくれるよ?(笑)

ヘッドカバーご開帳

6月に開催予定だった
ヤマシギ号、水廻りパイプの総とっかえ整備
外すべきは外し、ソージすべきはソージってのを繰り返し
順調にコトは進んでたのですが
その途中に気付いてしまったからさぁタイヘン
開ける?やめとく?的自問自答を繰り返しつつも
まぁ 写真のとーりで・・・

詳細はそのうちモーターサイクルカテゴリにて再編集するカモですが
ひとまず備忘録兼ねてダラダラ書いてみるとします



作業は内側から外側にって感じで進めてます

セパレーター最寄り

まずはキャブやらマニホールドやらを取り外し
Vバンク間にあるセパレーターを撤去しました
現状で漏れやクーラントへのオイル混入は無かったのですが
多分、新車から一度もパッキン類を交換して無いハズなので
予防整備的にやっておくとします
ちなみに写真は座面を軽く面出しした後っす

分解後

でもって外れたセパレーターを分解
ネジの向き的に
車体から完全に外さないとコイツは分解できないっすよね
で、何気に初めて見る内部構造に見入るコト数十分・・・
コッチがオイル側でコッチがクーラント側・・・ ほぉ へぇ
こーいう時間が長すぎて一向に整備が進まない件w

やっぱりね

漏れこそなかったけど、ガスケットはやはり相応にくたびれてたね
見事にペチャンコでした 長いコトお疲れ!

底面のソージ

マニュアルには特に記載されてませんが
底面になる側(エンジンと接する側)には、液ガスを塗ってから組付けた形跡アリ
但し、エンジン側に液ガスは付着してなかったので
多分ガスケットの収まる溝部分にのみ塗ってたのかなぁと
そんなワケで古い液ガスの除去&ソージ
ココの交換作業で一番時間の掛かる工程かも(笑)
組付け時は元々と同様に液ガスを塗布してから組みましたね

オイルパイプ

問題はナイと思いつつも、そう高価なパーツでもなかったので
セパレーター内部に挿すオイルパイプ&Oリングごと交換
同品番ながらも、若干新しい部品の方が長かった件
一応仮組みして塩梅を確認しつつ、特に問題なかったのでヨシとしましたが
その理由は如何に?

組み戻し

セパレーターを組み立てたら車体へ組み戻し
オイルのデリバリパイプを組み付けてココは完了っすね
あ デリバリパイプの銅ワッシャも総とっかえ済みっす
写真上で青いトコは
最終的にエアクリーナーボックスに繋がるブローバイホースの出口で
組み立て時のメクラ栓として、円錐状のシリコンプラグが挿してある状態っすね
さてさて次は・・・

マニホールド

分解時の道すがら、外さざる得ないマニホールド
せっかくなのでこの機会に清掃&ゴムパーツの総とっかえをしときます
写真手前の部品が交換したモノ達なんですが
Vブージョイント部のインシュレータ?的ゴムパーツは
あまり傷んでなかったなぁ・・・ 前に換えたっけか?(忘)
キャブとの接合側は数年前に換えたので今回は再使用っすね

ココだけ違う

ご自身で分解すればおのずと気付くとは思いますが
マニホールドを固定するネジ穴に関しまして
2番と3番の外側のみ、オイルの流路に貫通してるよーで
分解後しばらくしますと、オイルが そーっと 登場します(笑)
だもんで、組み戻す直前にスポイトでなるたけ吸い上げてからネジを入れときました

2本だけ違うぞ

上写真はマニホールドを固定するボルト達ですが
2本だけ短いのがありまして
コレが前記したオイル流路に貫通してるトコで使うやーつ
ネジの化成処理も違うので間違わないとは思いますが
ご自身で整備される方はご注意アレ

マニホールド戻し

Vブーユニットは後から・・・ とか思いつつ
とりあえずマニホールドのみを固定・・・ イヤ、Vブーユニット付かんがな(笑)
的な手順間違えはありつつも
ひとまずVバンク間のネタ達は整備完了
ついでにVブーを動かすケーブルも清掃&サラサラ注油をして
スコスコ動くのを確認 場所柄、ジャリジャリしがちだしね
サラサラ スコスコ ジャリジャリ 語彙力・・・

塗装前塗装後

お次はサーモスタットハウジングの分解
普段は車両前方下部の奥まったトコに収まってるため
中々ソージしきれないので、今回は手厚く(笑)お色直ししましょーか
元色は25年の歳月でガビガビでしたので、ワイヤーブラシにて簡単に除去できました
っていうか・・・ サーモスタットもお初の交換っていうね(汗)

ワタクシ的お約束の継ぎ目消しなどもしつつ
5分艶を狙った塗装は7分艶になってアウアウしつつもw
中ネタのサーモスタット・Oリング・シールは新品交換ね
あ 写真に撮ってないけど、ココとウォーターポンプを繋ぐLパイプも
お色直し&Oリング交換済みっす

ドレンコックアセンブリ控えパーツ処理

ドレンコックアセンブリは、以前清掃済みにしておいたヤツと入れ替えます
清掃してすぐOリングは組み付けず、車両装着のタイミングで新品Oリングを装着する感じっすね
で、取り外した側を早速ソージ中なのが右写真
通路のクーラント汚れ?を除去すべく、ヤマハのキャブクリーナーを吹きつつ
パイプブラシにてせっせとソージ クーラントって何気にガンコよね

控えパーツ完成

ホイ、控えのドレンコックアセンブリ完成~
純正感をかもし出す 黒染めスプレー仕立て がお気に入りなんですが
塗膜強度は・・・ 弱い(爆)

・・・ん? こんなすぐに控え部品化できるのなら
そもそも控え部品、いらねんじゃね? ・・・ん? いる? (呆)

ラジエーターキャップ付け根

自身で書きながら気付く自身のアホさ加減
たまには文章を書いてみるのもいーですよ(違)
それはさておき、こんなトコにもOリングがいましたね(初見)
ラジエーターキャップを受ける樹脂台座の付け根
キッチリと四角断面化してましたわ 交換!

ラジエーターキャップ

かっこいいステッカーを貼ってる方が古いキャップで
もひとつが今回手配した純正のキャップ 設定値等、仕様は同じですが
端部に穴が開いてるタイプになったんだね この穴は何?
オシャレネジで塞ごうかしら・・・ (穴があったら塞ぎたいタイプ)
とりあえずかっこいいステッカーは貼るとして・・・

ラジエーターキャップも交換するのはコレがお初でして
無論、コレまで何度となくゴム側のチェックはしてきたんだけども
特に傷んだ形跡もないしなぁ・・・ ってな感じで無交換のまま
とはいえ機能的な劣化は確実にあるハズなので
今回は交換対象となった次第

純正パイプ入れ替え

ジャンクションパイプと繋がるホース類を適宜入れ替えれば
残りはラジエーターと繋がるトコに集中できるなと
ラジエーター自体はアクティブ製なので
純正と組み合わせる補修部品(ホースとバンド)を注文したんだけども
まさかの納期未定っていう放置プレイね(涙)
常に在庫しとけとは言いませんが、ロングセラーであろう部品なんだから
ボチボチ交換したいってヒトもいるのでは?
せめて納期くらいは・・・(願)
と、文句を言っても漏れは止まらないので、自己解決しますわ
もうアクティブには頼らんっ

コレ便利

スイマセン 取り乱しました
気分転換に?工具なオハナシをちょっとだけ
ホースとエンジン側の接続部ではゴツめのホースクリップが使われてまして
ココへのアプローチ時にあると便利な工具のご紹介
上写真のとーり、ホースはプラグの後ろで接続されてるため
なかなか作業性が良くないのですが
ロングプライヤーっていう名称でいーのかな?
コイツが一本あるだけでものすごく楽チンっす

ウチのは45°

ウチのは昔から所有してるノーブランドなヤツで
先端が45°折れなタイプっすね
ココに特化して新たに投入するなら、先端は90°折れの方がより使いやすいカモ

ん?

ってな感じで
水廻りゴムパーツの交換は佳境に入り
コレから交換する各部の接続ポイントをネックライトで照射しつつ確認してますと
不意に照らしたヘッドカバーガスケットの端部が目に留まり
ん?

んん~っ!

んん~っ!
真実の灯り はトキに残酷でトキに優しいのであった・・・ マジかぁ
室内照明だけだと多分気付けなかったな
さて、どーする?

ガスケット類は近い将来
PBC大将にバルブクリアランスの調整をお願いする予定だったので用意済み
でもってヘッドカバーを開けるなら
ヤマシギ号のバラけ具合もサイコーの状態・・・ ヨシ、やるかぁ

バラけた

やるとなったらトーゼン
ヘッドカバーも磨くワケだし・・・ コレ、6月中に終わるのかな?(汗)
まぁ でも
去年までのよーな 乗れない 時期と違い
こーいった 乗れない 時間は、なんだか知らないけど
モーレツに楽しい・・・ 楽しすぎる

ヘッドカバーボルトの座面ゴム

ヘッドカバーを開けた際
留めてるボルトの座面に付いてるゴムブッシュを見て
ココからオイルが滲むメカニズムを何となく理解できました
ウチのは現状滲んでなかったんだけども、コレを見る限りでは時間の問題だったなと
ヘッドカバーってヘアラインのトコにクリヤ塗装してあって
そのクリヤ層と母材の間に傷等々の理由でスキマができ
そこにアルミ錆が発生して塗膜がポロポロと・・・ ヤマハ車あるあるカモですが(笑)
そんな現象がどーやらボルトの座面でも発生してるっぽく
上写真の白いトコは剥がれた塗膜とアルミ錆の混ざったヤツっす
ネジがちゃんと締まってたとしても
座面が接するのはゴム部分なので、時間経過でこーいったアルミ錆達がゴムを押し上げ
わずかなスキマを作るコトでオイル滲みがより加速するのではないかと
モチロン、ゴム自体の劣化もあるとは思いますが
そもそも高いトルクで締められてるトコでもないので
ゴム劣化&サビサビが原因なのだろーなと

こーいうコトをいちいち考えだすから
いつまでたっても整備は終わらないのだ

ネジパーツの刷新

そんなワケで?
ボルトは再使用でゴムブッシュとワッシャは新品交換
ワッシャはさほど傷んでなかったんで再使用でヨカッタかも

一応の測定01

クリアランス調整まではいけないとしても
せっかくご開帳したので、測定だけはしておこーかなと
カム端部の〇ポチを揃えて・・・

なんちゃってタイミングローター

急遽作成した なんちゃってタイミングローター なども駆使しつつw
モトメンテナンス誌の付録だった全周分度器的なヤツと
ラチェットハンドルをうまいこと組み合わせ
ソケットの遊びを考慮しつつクルっとね

概ねヨシ

測定精度はそれ相応ですが
規定値内に収まってるのと若干狭めなのが混在してるものの
スキマゼロってのはとりあえず無し ヨカッタ・・・
あ 写真はコレまた急遽作成したクリアランス記入シートね
進行方向に対して何処のバルブってのが分かっていると
方向音痴なワタクシ的に安心なもんで(笑)

また近々ご開帳すると思いますが
ひとまず走行距離を思えば及第点でしょう!
っていうお墨付きを頂きましたので(笑)
一旦フタします!

輪ゴムで抑えてと

液ガスを塗布したので
ガスケットが落下する気配はなかったんだけども
一応、輪ゴムにて保持しつつ載せるとします

無くてもヨカッタな

この状態で輪ゴムをつまみつつ、ハサミでチョキンといけばOKなんですが
結局、手前にクルクル回しながら輪ゴムは回収できましたな

ちなみにヘッドカバーの着脱はリアバンクの方が若干シビアっすね
真上にフレームが走ってるので、作業スペースが狭いんだよね
外すのはまぁなんとかなるとして
装着の際はカムスプロケットの通り道を意識しながら
斜め下からヘッドカバーを滑り込ませるイメージ・・・ かなぁ

ヨシ、フタしたっ

束の間、水廻り整備から脱線しましたが・・・
ひとまずフタを閉じまして、本線に戻るとします

シュラウドもキレイ

普段は端っこくらいしか磨けないフロントシュラウドも
風がショワっと流れますよーにと願いつつツルピカに

いいカタチ

でもって車体装着
コイツを引っかけるフレーム側のツメには若干サビが回ってたので
錆取り→錆転換材→黒塗り としておきましたわ

ラジエーターファンのお色直し

シュラウド手前に付くラジエーターファンも
この機会に錆取り&端部のバリ取りをしてから錆転換材とし
ココだけは気分を変えて?塩害ガードをプシューっと
安っちい外観が2割くらい上質になった・・・ 気がするw
風の流れは2割くらい落ちた・・・ 気もする(爆)

若干きてますな

ジャンクションパイプのホース接続部は
ほぼほぼ端部がこんな状態に・・・ 3年ほど前に見たときは何ともなかったのになぁ
そうそう、3年前にクーラント交換をした際
頂き物の若干ワンパク?そうなクーラントを投入してまして
それまではエルフかなぜかカワサキ純正か(笑)だったんだけども
せっかく頂いたのでエイヤっと投入・・・
メーカー名は控えますが、金属への攻撃性が強めだったのカモ・・・

錆キラー

で、何はともあれ錆取り&ココはサビキラー(ブラック)で様子見

キョーレツ・・・

イチバン強烈だったのはコイツ・・・
コレはアクティブ側のパーツでアルミのホースジョイントなんですが
エッチング液にでも漬けたかのよーな仕上がりです
そりゃ滲むわな・・・

一応磨きましたが・・・

一応磨いてはみましたが、このアバタ状態だと再使用はためらうぞ・・・
ってコトで、ココはデイトナのホースジョイント(SUS)と交換しましたわ
でもってクーラントは
問答無用にヤマハ純正とし(笑)精製水にて希釈
ま 水道水で十分なんだとは思いますが、こんなの見ちゃうとついね

ココからは・・・

残すはラジエーター本体と繋がるトコなんですが
前記したとーりでアクティブから補修部品が出なかったので
自分で何とかするしかありません
っていうか
元々アクティブが指定する道筋でホースレイアウトしてないので
どーにかなるんじゃね? っていう思いもありまして いざっ

察してください・・・

何とかはなりましたが・・・
まぁイロイロ買っては切り刻んだよね(笑)
おかげで内径24Φ前後の資産がたんまりできましたわ
PBC大将へ伝言
このアタリの内径ホース、イロイロお試しできますので
ご入用の際はお声掛けください(笑)

できたっ

お役立ちネタのナイ独自のホースレイアウトは割愛しまして
ひとまず完成!
その後、始動しつつモロモロのチェック
漏れ・・・ ナシっ ファンの稼働・・・ OKっ ドレンコック・・・ OFFっ

を 車検はまだ1日残ってるなw ヨシ
試走&2023年のシーズンインっ!
トラブルがあっても押して帰ってこれる範囲で(笑)
ちょっとずつ負荷を掛けつつ
久々のVブーっ おぉ~速ぇぇ ってかオートバイ速ぇぇっ!
ひゃぁ オートバイサイコー



そーですかそーですか

保護されてないトコはいらない

上写真は前回の車検でトモダチが貼っちゃった(笑)シール
保護シートの外側は印面ってコトもあってか汚れも拾いがち
実際、ウチのも取れない汚れをさらしたまま2年経ちましたし
ってことはつまり
保護すべき情報は保護シートの中だけでいんでしょーよ
そーですかそーですか 了解です

老眼殺し

老眼殺しな説明書きも了解です
でもって説明通りにやっても台座からシールが剥がれてこないのも了解です
オートバイのナンバーに対してシールが大きすぎるのも了解です
かろうじてシールに施されてる角丸の半径が
ナンバーの角丸とまったく合致してないコトも了解です
こーいった低レベルな内容は
自身で考え対処しなさいってコトですよね? 了解で~す

対処済み

全てよ~く考え対処しときましたっ
保護シールは触り心地が極めて不快でしたので
UV対策された3Mのモノで情報をしっかり守ってますっ エラいでしょ?
オレ、誰かに叱られるかな?



でけた

何はともあれw
ヤマシギ号、2023年正式のシーズンインっ!



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