無知との遭遇 (塗料編)
世の中、知らないコトが山積みだぁ
模型屋なんて肩書きがあると
いわゆるプラモデルにも精通してると思われがち
親戚のおじさんに至っては、就職先がプラモデル屋だと思い込んでいたよーで
最近売れてるのかぁ?などと聞かれたコトもあったな・・・(笑)
断言しておきましょう プラモデルには・・・ うといっす
仕事で主に使う塗料はタミヤの水性アクリルで、建物等ではラッカー系(クレオスなど)
業務上、この2種類とリキテックスなんかのアクリルカラーがあれば用は足りるから
仕事目線での塗料開拓が少し置き去りになってたのだな
そんな中、久々にホビー塗料の耐久性ってのをマジメに模索したんだけど
もしかしたらコレは・・・ という塗料を見つけました
なんて書くといかにもマニアックな響きがありますが、その世界ではドメジャーな塗料っす(笑)
その名もフィニッシャーズ クルマやバイクの独特な色に特化した色がメインで
ラインナップを見るとオーっと唸る色が少なくないっす
ってかフィニッシャーズを軸にイロイロ調べると
その向こうにはかなりディープなモデルワールドが広がっていて
模型屋ながら自分の無知っぷりに笑えちゃうほど
とはいいつつも、フィニッシャーズが気になったのはその性能
詳細はワカラナイけど、小さい顔料を使っていて耐光性も悪くないらしーのだ
コレは長期に渡って検証しなきゃ何ともなんだけど、他人任せにしておくのも何なんで
ウチなりの使い方でしばらくテストしてみよーかと
塗料の性能はともかく、どれがどの色だかがパッと見てワカリマセン
だもんで、塗り味の確かめついででフタ上に塗装してみました
で、塗料と初対面してみると、とりあえず粘度が高いっすね かき混ぜ棒が重い・・・
メーカー指示の希釈率にしてみて感じたのは、希釈して初めて正確な色になるってコト
一般的な塗料でもその傾向はあるんだけどコイツは特に顕著です
最初に塗ったのは、その名前だけでついつい手にしちゃった ヨシムラレッド
実車のパーツを取り寄せて調合しただけあって、赤の向こうにヨシムラを感じます(笑)
塗ってみて感じたのは、隠ぺい力の高さと塗膜の薄さ それとツヤ
スケールモデルカーの世界で持てはやされる理由が確かにあるよーです
コレは使ってる方のインプレなんだけど、シンナーの成分が強めで揮発性も高いらしく
プラスチックの表面を若干溶かしつつもサッと揮発(乾燥)するんで
母材への食いつきが良好なのだそう ナルホドねぇ
このアタリの個人的印象はコレからの懸案になりそーだから、ちまちまと検証してみます!
とりあえず某氏のメットに使ってみましょうかねぇ(笑)
一見遊び倒してるよーな日々に見えるかもしれませんが
只今、3物件がアタマを3分割してる状況で、若干ナチュラルハイだったりします
午前中は電飾屋で午後から大工、夜に模型屋に戻り、深夜にロゴマークトリップ(なんのこっちゃ)
そんな中、模型屋的懸案事項のひとつが上写真 太陽光パネル風のパーツ作りっす
写真は既に様々な加工をした結果で、スケールに馴染む見映えはどれだ?の段階
リアリティを追求すれば中央の濃い青だけど、全体として見ると色が強すぎるキライもアリ
プラモデル屋で見つけたハセガワ製の偏光シートも試したんだけど
扱いがデリケートすぎてウチ的にはペケだなぁ でも見映えは最強 (悩ましい・・・)
と、マジメにやってるフリとかしてみました
あ~ ディズニーランド 行きたい