Vmax ツーリングキャリアのその後

荷物を積み込んだら、あとは走り出すだけ! 

荷物満載

ほぼカンペキに理想的なキャリアが完成
長い単車人生で、初めて荷物をチカラ任せにくくりつけない仕様っす
いい加減、旅先で使うものが固定化されてきたから
全てを所定の位置に収めるべく奮闘
パチッ、パチッ、ギュッで積み込めるヨロコビ・・・(アホだぁ)

全て積み込むのに5分かからないぞ!

キャリア装着

車体にキャリアを装着すると写真のよーな感じ ウィンカマウントのとこに切り欠きがあるんで、取り付けがかなりラクチンになりました モックアップで輪郭は確認してるからオドロキこそないけど、ガッシリとした仕上がりから頑丈オーラがビンビンっす(笑)

GEARSACK用のフレームはこんな感じで折り畳めます 当初、前方にこのフレームを装着して荷物の積み込み具合を検討してたんだけど、イロイロやってみた結果後部に付けた方が収まり良くいけそうなんで写真の状態に落ち着きました 
立体的にフレームが立ち上がることで積載のバリエーションがかなり広がるんで、GEARSACKを使うかどーかはともかく、キャリアをアップグレードする場合、一度検討してみてもいいかもしれません 今回取り外し可にしてもらったことで、コレまで使っていたバッグも使おうと思えば使えるしね

イーグルクリーク

キャリアを装着したら、まずはシートと天板の間に荷物を積みます この空間にちょうど合うサイズのバッグを探したトコロ、EAGLECREEK パックイットエクスパンダブルキューブ(360×250×90mm 10.5L(拡張時16L))ってのがかなり理想的なバッグで、お値段もお手ごろです データの通り、ジッパーによってサイズが2段階になるんで、シンプルながらその機能はあなどれません
ここにはテント(Alpine DESIGNのソロ用)とタープ(SNOWPEAK PONTA)の幕体のみを平織りにして収納 このトキ、あらかじめバッグを拡張させた状態で詰め込んでから(ケッコウすんなり収まった)、ジッパーを閉めてサイズを縮めるとうまくいきました 後々詰め込み方を工夫したところ、ペグとロープも入りました さすがに台形のバッグは見あたらなかったけど、これだけ近い寸法のバッグだからヨシとします 
さてさてお次は・・・

GOLDWIN

振り分けバッグを取り付けます ウチのはGOLDWIN(GSM 17909)のヤツで、片側が10~15Lに拡張できます ソツのない作りで気に入ってますが、コレを見て購入した親友のヤツ(同モデル)は、若干コストが抑えられた作りにデチューン(涙)されてるようです 具体的にはトップのダブルチャックが付くフタ部分に、ウチのは生地の中間にスポンジが入ってるんだけど、親友のは布地のみ等々、それだけを見れば気付かない程度のコトではあるんだけど、誰かのを参考に購入に至った場合、ちょいガッカリするコトがあるかもしれません それでもやっぱりカタチはキレイだと思うけどね

このバッグを基準にキャリアの採寸をしたんで、ウィンカとのクリアランスはカンペキ
バッグ内側にあるDリングを使ってキャリアに固定すれば、バタつく心配もないっす たまたまではあるけどDリングの位置がピッタリはまったので、加工ナシでいけそうです

テーブル



振り分けバッグに合わせてテーブル天板を作り直してるんで、トーゼンながらピッタリ 横幅を詰めた分縦幅を伸ばして面積は同等にしてます コイツは振り分けバッグの上に載せるだけでコレのための固定はしません それでもGEARSACK用のフレーム端によって縦の動きは規制されます あとは上に載るGEARSACKのバッグをガッチリ固定すれば、まずスリ落ちるコトはないかなぁと

GEARSACKをウチ仕様に!

G2000

コイツがデッドストック物のGEARSACK(G2000 45L)パニアバッグ いくら検索しても見つかるのはほとんど海外サイトばかり 個人輸入に長けた方ならすんなり手に入るんでしょうがねぇ・・・ 縁あってやってきたコイツ、あれもこれもな日本製から見ればシンプルなコトこの上ないって感じで、バッグの中に仕切りやコンプレッションバンドもなく、そこにあるのは45Lの自由・・・
後々紹介するけど、やっぱり特徴はフレームに差し込んで固定するとこでしょうね あと、コイツに防水カバーはなく、生地そのものが防水処理されてるらしいっす だからジッパー部分は全て返しがついていてジッパーが露出してません 
お国が変わればイロイロ違うモンですね
さて、コイツを更に使い勝手良くしてみることにします

バックル

キャリアにしっかり固定するため、バックルを追加することに
25mm幅のバンドに対応したバックルのメス側をバッグに固定すべく、初めて挑んだのがミシン・・・カミさんにレクチャーを受けながらバンドを縫っていきましたが、たった25mmの距離なのになんだか曲がっていく・・・まぁコツなんだろうけど、イマのところミシンで真っ直ぐに縫える気がしません(涙)すったもんだありつつも無事縫い上げたらバンドの端部を火で炙ってほつれを防止 コレでまずはパーツの完成!
バッグとの固定は、リベットハトメでやりました ネタを探しにホームセンターに行ったトコロ、最初に見つけたのが写真上の奥に見える打ち込み工具(400円くらい)と軸長9mmのリベット 一般的なモノは5mmなんだけど、なんとなく長い方が都合いいのではないかということで9mmをチョイス 結果コレは間違いでした(汗)挟み込むモノに対して軸が長すぎると、軸がひしゃげてマトモに固定してくれないんですね だからこの手の固定には5mmをオススメします!

ハナシを装着に戻します

バッグ固定

バッグの固定 まずは元々付いてるウチ的には背面のバックルをキャリアを通して固定 基本的にコレで動くことはあっても外れ落ちるコトはないっす (スバラシイ)

前側はオリジナルで新設したバックルをこれまたキャリアを通して固定 コレで動きとテーブルの脱落を防止!かなりガッチリ固定できるんだけど、あまりはりきりすぎると生地の方が心配になってきます 
これから同様の作業をバッグに施す予定の方にちょっとだけアドバイスすると、リベット留めする生地の裏側に塩ビ板やPP板等のプレートを裏アテとして挟んでおくといーかも ウチのは3点留めだから大丈夫かなぁと思ってたんだけど、ホンキで締めこむとやはり生地がちょい辛そうなのだ とりあえず大丈夫だとは思うんだけど、思いついたからにはそのうち改善予定っす!

長尺モノ固定



背面にもバックルを二つ追加 ココのは少し調子に乗ってDリングも一緒にくくったバージョンを取り付け 天板面に何がしを固定する際に役立つかなぁと
コイツの主な目的はどーにもサイズダウンできない折り畳みイスなどの長尺モノを固定するコトで、キャリアからオスのバックルを引き出してグイっと締め付ければ固定完了!ただ、バックルの引っぱられ方が少しおかしいのが気になるトコロ 
で、思いついたのがバッグ用のフレームにヨコ棒を追加して、そこにバックルを巻きつけたらそれこそ超無敵(謎)!のはず とりあえずテンションコードで保険をかけておけば問題ないとは思うんだけど、そのうちヨコ棒の追加お願いしにいこーっと(笑)

フル装備

パンパカパーン!
フル装備完了っす 説明はゴチャゴチャしてしまったけど、バッグ類の固定が完了するまでに5分かからないのは、テンションコード使いまくりのコロを思うと驚異的です イマまでは荷物の固定で軽く汗するくらいの手間で、旅先で何かを取り出す度それをほどいて再び汗かいて・・・ ま それはそれで旅の思い出になるし、それを極めるのも匠的でいいものなんだけどね Vmaxに限っては、テンションコード道、極めたかなぁと(笑)
いっそのことパニアケースでも付けてしまえばハナシはカンタンなんだけど、カンタンじゃやっぱりつまらないし、単純に似合わないからね そう考えると親父のGL1500なんかはそれらをデザインに取り込んだバイクだからナイとむしろ不自然 PC800(パシフィックコースト)なんかもそう思うなぁ 意外にハーレイのFLHにはレザーバッグよりハードケースの方が似合うと思う アコガレてたのがまさにFLのフルストリップで左右パニアケース付きの黄色 いつか乗れるかなぁ・・・

バッグの中身

最後はGEARSACKの中身を少々 中にはコイツ専用に作成したテーブルがすっぽり収まってます サクっと入りつつ中で暴れないギリギリの寸法で、高さはバッグの最上点より少し低く設定してます テンションコードで荷物をくくらない仕様最大のメリットは、空間を持ち運べるコトなのではないかと だもんで、旅先で仕込む食料や飲み物を入れられる空間を確保しました 参考までにジャワティー(我が家の定番飲料)の2Lペットボトルを入れてみると、4本分くらいの容量があるから連れ立ったツーリングなら十分かなぁと コレで角食パンは角食のまま(笑)卵は割らないままバッチリ運べるし、帰路に着いた時点で今度は土産モノ空間になるぞ!コレでカミさんにちゃんとした?土産を持ち帰るコトができるのだ(笑)
さて、このテーブル イマのところフツーのテーブルなんだけど、実はかなりフツーじゃないんです(笑) 詳しい内容は コチラ

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