REAL THING from MOC-UP

想像以上の出来と使い勝手の良さに大満足なのだ!

REAL THING

紆余曲折ありましたが(前向きな意味でね)
結果的にほぼモックアップに近い形状で完成!となりました(バンザイ)
当初狙っていた機能にとどまらず
コイツはかなり色んなアイデアを実現させてくれそうなのだ!
毎度ながら、いいカタチをありがとうございます

進捗状況を報告してもらったトキの写真で、完成までを追ってみます

曲げる!

制作は、LINKページで紹介している ピストンブローククラブ (以降PBC)です
ちょくちょく寄らせてもらってるものの、いつも仕事のジャマばかりで今回は久々の制作依頼でしたね
モックを持ち込みイロイロ話してみると、モック通りのパイプ径でいくならステンの無垢棒がいいのではないかと
モックでは既存のキャリア部材に馴染むよう、この太さをチョイスしたんだけど
ステンならいけそうだという判断で、制作スタート!

まとめる!

気長に待つつもりが、あれよあれよとカタチになり始め
モックでは四苦八苦した天板面が出来ました
いやぁキレイだわ

どーよ!

接合させる部材どうしは、そのままで成立するくらいの精度でカタチ作るのがPBCのコダワリ
棒と棒の取り合いではモックレベルでもかなり苦労したから
この先端の出来にはカンドーしましたね

すごいね

既存キャリアとの接合には
このような差込部分をあらかじめ作成してあります
強度が上がるだけではなく、組み立てる上でも微調整がしやすいのだそう

点付け

ひとまず点付けした状態で既存キャリアとの位置関係を微調整していきます
もうコレだけですでにカッコイイぞ

穴あけ

探りを入れつつ既存キャリアに決め穴を開け、新規キャリアと合体させます
各方面の収まりを確認しつついよいよ本溶接となり、格段に強度が高まっていきます

完成!

ついに完成!
写真で追うとサクサク出来上がったようですが、コレ、かなり技術がいる作業です
モックアップ作成時にその苦労の片鱗くらいはかじったので
カンゲキもひとしおなのです
改めて、感謝っす!
でも、コレで終わりじゃなかったりするのだ(笑)

 

デッドストックの存在により、たまらずオーダー(笑)

アルミパイプ

ここからはいつもの調子で追加オーダー等の説明をしていこうかと

制作依頼をしたトキに、こんなのあるよと見せられたのがGEAR SACKのツーリングバッグで、最近はほとんど流通してないいわゆるデッドストック物 オーストラリア製のコイツはシンプルなんだけどなぜか惹きつけるモノがあり、それにプラスして装着方法がなんだか独特だけどミョーに堅牢なんです
そのまま使うこともモチロンできるんだけど、写真のようなフレームをキャリアにつけることで、装着がカンタンだけどガシっとできるワケ その目新しさがコトの始まりではあったものの、実際イロイロ載せてみるとコレは実に便利なのだ 
まずはメインのバッグ装着がシンプルに 背もたれができた状態になるから、モノの止まりが確実になる 更にヨコ棒を追加すればそこだけで長尺モノがくくれるなどなど、細かく言えばまだまだあるんだけどとにかく使いやすいってのが実感

装着状態



実際にバッグを取りつけた状態がコレ
バッグの方にフレームを差し込む袋状の場所があり、そこにフレームを通してバンドをロックすれば基本的には装着完了 フレームが通ってるからズレるコトもなく、ハトメ穴にワイヤーロックを通せば簡易的な盗難防止にもなるというオマケ付き 同じバッグでも国が変われば発想も変わるのだねぇ(感心) 現在このバッグを更に自分仕様にすべく鋭意製作中!そのうちアウトドアカテゴリにでもアップします!

このフレームは使わないトキ折り畳むコトも可能です(スバラシイ) また、装着位置も積載状態に合わせて変えられるから、このバッグを使わない場合にも活用できそうです

追加工

このキャリアはウィンカの取りつけ穴を利用して装着するんだけど、キャリアを付けようとした場合もれなくウィンカを一度外してからとなり、なかなかメンドー 写真は既に加工済みなんだけど、ココが丸穴状態ってのが基本形状 で、この穴に切り欠きを入れたらどうかと 相談したところ、強度的には問題ないんじゃないかっていうコトだったんで自分でやろうと思ってたんだけど、ちゃっかりやってもらいました(笑)コレでウィンカのネジを緩めるだけで後部から差し込むコトが可能に!

よーく見ると気付くかもしれませんが、下写真は塗装後です 今回は半ツヤの黒にしてます 意図的に遠吹きして梨地な仕上がりとして、小傷を目立たないようにしてます 使用時にはアッチこすってコッチにフック引っ掛けてと、ガシガシ酷使するんで、あまりツヤピカにしたくなかったってのがイチバンの理由カモ

塗り分け



溶接部分のアガリもキレイだから、できることなら全体を金属むき出しでいきたいトコロなんだけど、残念ながら既存キャリアはスチールなんで、なんらかの皮膜が必要です 金属地を出してからのウレタンクリアってのも考えたんだけど、あまりやりすぎてもなんなんで既存部分は黒で 塗りあがりは上で書いたとーりで、脱脂後にかるくミッチャクロンマルチを吹いてからブラックアウトしました
新規キャリアと既存キャリアの分かれ目は写真下のような感じ 溶接ビードまでを黒で巻きつけ、そこから上は金属地のままです 

塗装後、金属肌の出てるトコを磨いて
ひとまず出来上がり!

version1

実車に装着したモロモロは コチラ から

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