GEARSACK G2000 パニアバッグ専用テーブル

せっかくあつらえてもらったキャリアに相応しいモノを目指せ!

テーブル!

GEARSACK G2000を活用するにあたり、空間をどう使うかでおおいに悩みましたね
で、既存の火器モノをにらみつつ、妄想の日々
カミさん曰く、寝言で 「コレをこっちに詰めてコレをかわして・・・」 などと
ハッキリ誰かと(笑)語ってたらしい・・・
そう、ロマンの追求とはトキに苦しいものなのだ(謎)

悩んだブン、かなり使えるのだ!

テーブル全景



ツーリング時の火器モノが全てカートリッジガス仕様なんで、まずはガス缶をどう収めるかがテーブル作りの出発点でした こうして出来上がってしまえばコレだけのことではあるんだけど、地味に英知の結集と自画自賛しておきましょう(笑)
テーマはコンパクトで簡便で堅牢でカッコイイこと(謎) 結果少しやりすぎました・・・
妄想の果て、全てのモノが収まるべくして収まったカイカン・・・(ある意味変態)ミリ単位の攻防をくぐり抜け、このカタチに辿りつきました!
と、大げさに言いましたが、要はいつもの作り物です(笑) 詳細をご覧あれ!

テーブル足

作成にあたり、まず考えたのがテーブルの足 あまりゴツイのもイヤなんでいつもの塩ビ管でいくことに でもこの規格はあくまで水道等の配管が前提なんで、パイプを受けるマウントなんてものは存在しません で、他ジャンルのマウントが使えないかなぁとホームセンターをウロウロ ひとつ発見!イレクターパイプシリーズのマウント(Φ28プラスチックジョイント J-103 S BL)とりあえずコイツを握り締めいつもの塩ビ管コーナーへ ダメだぁ、塩ビ管の方が細すぎてスカスカ やっぱりダメかぁと思いつつ塩ビ管のジョイントものを見てると、見慣れないワインレッドのジョイントが・・・通常の継ぎ手だと径が合わないんだけど、このワインレッドのヤツ(HT 継ぎ手 HT-S13)の外径がイレクターマウントの内径にピッタリ!しかもユルユルじゃなくて差込むほどにガッシリ固定される感じ
この継ぎ手の内径がいつもの塩ビ管の外径とピッタリ!コレで足が作れるぞ!
ウハウハで塩ビ管を手にするも、せっかくだからってことでいつものグレーではなくネイビー?ブルーのヤツをチョイス コッチの方が脚っぽいカモ

テーブル裏

テーブル天板はいつものラワンベニアの12mm 天板裏には包丁とテーブルの延長用脚を固定する加工をしました それぞれなるべくカサが増さないよう、天板に8mmほど掘り下げ部分をルーターで作り、移動中に暴れないようベルクロで固定できるようにしてます また、掘り下げたトコには柔めのスポンジを仕込んで、カタカタ遊ばないようひと工夫 この包丁、一見高価そうだけど100均で600円ナリ でもメイドインジャパンでなんだかカッコイイのだ 包丁って特にツーリング時にどう持ち運ぶかでその都度変わっていて、タオルをぐるぐる巻きにしてみたりスキマに差込んでみたり・・・今回はゼッタイちゃんとした収納場所が欲しかったのだ! 柄のくぼみは後々包丁が変わってもいいように少し大きめ 刃の周りは2mm厚のゴム板を貼り付けて刃を保護 うっかりケガすることもないかなぁと

脚の延長

テーブルと中ネタはテンションコードを外すコトで分離が可能 テンションコードは100均のチャリコーナーにあるフック付きゴムバンドを改造 金物のフックはそのままだとクッカーにキズが付くんで、シュリンクチューブで金物を袋とじ クッカーのフライパンエッジに引っ掛け、テーブルと中ネタ、中ネタとクッカー全体を固定してます モロモロ固定後、最後にハンドミルを挟み込めば完成(3コマ上の写真参照)
延長脚はメインテーブルより80mmほど低くなるよう設定 ストーブの上にクッカーが載ってメインテーブルと同ズラになる感じ 脚の装着は基本的に差込むだけなんでそう丈夫ではないんだけど、用途を考えればコレで十分使えます 中ネタを外さないでテンションコードを張っておいた方が堅牢カモ
あ クッカーはプリムスのライテックスーパーセット(P-733310)チタンモノとしては安価でカッコイイっすね フライパンのサイズと全体的な背の低さが購入理由かなぁ いいサイズっす 中にストーブ2基とハンドルを収納

ガス缶

ココは実に寸法設定と固定方法で悩んだトコです テーブル脚の間隔はカートリッジガス3本の幅プラス3mm 当初はゴムバンドで固定しようかなぁと考えてたんだけど、磁石が使えないかなぁと で、ウチにあるマグネットを試しに使ってみると基本的にはいけそう でも、磁力が弱くて保持できるほどではなかったんで、ネオジウム系のものを物色 まともにマグネット専門店で買うとなかなか高価だけど、最近の100均ってすごいね 写真の13mm径のが4つで100円!2500ガウスらしい(この辺の単位はよくワカリマセンが) マグネットだけで円柱モノはしっかり固定できないんで、1/3ほど円周に沿わせるような塩ビ板を作成して背板の上下に固定 これでガス缶が暴れる心配はなくなりました 肝心の磁力なんだけど、コレがかなり強力で宙吊りにしても落ちてこないどころか、外すのにそれなりのチカラがいるくらい しかも厳密にはマグネットとガス缶は接触してません 設計上0.5mmくらいスキマがあるんだけど(カタカタさせない為)、十分な磁力なのだ ネオジウム、なかなか使えます!

箱の中身

クッカー下のボックス内にはランタンなどがピチっと収まってます ピチっていうのがポイントです(謎) 要所でスポンジを貼りこみ、マントルが破壊しないよう頑張ったんですが、あとは走り方次第だね・・・ 折り畳みのターナーやお玉を入れてもまだ余裕があるんで、そのうち何かをピチっと追加するかもしれません

コイツは一応やっておかないとね(笑) このテーブル下に収まるモロモロ達です クッカーとランタン2基、ストーブ2基、カートリッジガス6本、ターナーにお玉に包丁、写ってないけどハンドミルもだね 細々としたものはまだ追加できそうだけど、まぁこんなもんかな ストーブは2台ともSOTOのST-310 五徳がしっかりしていてオススメです ランタンは一台がSOTOのST-250 テーブルランタンとしてはちょい場所を取るけど、作りがいいんでお気に入りです もひとつはJ-FIELDのJL-200 なんてことないランタンなんだけど、なんだかんだずっと使い続けてます ただコレってカートリッジガス仕様じゃないんだよね・・・コレを期にお別れかなぁとか思ってたらいいもの見つけた!

アダプター

アウトドアモノのガス缶(OD缶)仕様の何がしをカセットガス(CB缶)仕様に変換するアダプターです 首が長くなるから直結モノのストーブには不向きだけど、ランタンやガス缶との接続がワイヤーになってるストーブだとなかなか使えるカモ オークションなどでガス・変換等のキーワードで検索するとイロイロ発見できると思いますが、コイツがイチバンマトモそうでした(笑) 手っ取り早く手に入れるならSNOWPEAKのギガパワー2WAYトーチ(GT-100)に付いてくるアダプターが同じ目的なんで、ブルジョアな方にはそちらをオススメしておきましょう
コレで長い付き合いの安物ランタンが延命できます!

と、最後はアダプターのハナシになってしまいましたが、コイツにたどり着くモチベーションを与えてくれたのはやはりこのテーブルがあったからこそで、このテーブルにたどり着くチカラを与えてくれたのがスペシャルキャリアといった具合に、モノ作りはやる気と妄想の連鎖なのだ! おー、うまくまとまった のか?

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