BLACK OUT

黒がカッコイイのは他色に影響されないから なのか?

maxF

コレ、どーよ!!
的派手ハデないじり方が一段落してからというもの
180度志向が変わり、分解整備のたびにどんどんパーツがブラック化しています
とはいえ何でもかんでも黒くなればいいってワケじゃなく
~ いい感じ ~
に仕立てようとすると
穴が開くくらいに部品を見つめてみたり、妄想してみたり・・・


マットブラックがワリと流行の中、あえてのグロスブラック

Vmax Ninja

まぁ、いい感じなんてのは極めて私的な領域だから、ウチで仕立てた雰囲気が他人にとってはダセーぜ!なんてこともあるとは思うんだけど、それで世の中バランスが保たれてるとも思うんで、黒派のアナタだけにお送りしましょう(?)

学生時代に黒は色じゃない!っていう少々乱暴な講義を受けた記憶があります 無彩色で学術的な事柄に基づいてのコトではあると思うんだけども、それじゃあまりにイマジネーションが沸かないね だからこそ掘り下げてみろ!みたいな厳しい愛情だったのかもしれないけど、その後カレの授業はマトモに聞いてなかったような・・・

ハナシを戻して、ウチのVmaxや親友のNinjaみたいな今では古参バイク(涙)には一般的だった足回りのシルバー仕上げ コレはコレで時代を感じるモノでステキではあるんだけど、パフォーマンスパーツを組み込んでいくにつれ、やぼったく見えるのも事実で、コレは色だけじゃなくスペシャルパーツの妥協しない仕立てに対して、量産品の限界が浮き彫りになる結果なのかも

キャリパーサポート

特に足回りは見える側と見えない側で下地の状態がずいぶん違います どうせ塗るならこういった粗さを慣らしておくべきかと バリや溶接時のスパッタなんかを削り取って平滑面を目指します 滑らかになるってことは手入れがしやすくなるし、汚れが堆積しにくいっていう副産物も得られるから、何色に塗るとしてもやっておくべきですね

今回のサンプルはNinjaのリアキャリパサポート 前年にスイングアームやFフォークアウターをブラックアウトした途端この部品のシルバーが浮いて見えた為、1シーズン見つめ続けてからのペイントです 上記したような下地処理後、サンドブラスト(#120アルミナ)で足付けをしました その際、可動部やネジ座面などにはメディアがかからないようマスキングしてます 

ブラスト処理後、一度マスキングを除去してパーツの脱脂・洗浄を済ませてから塗装用に同様のマスキング処理をして塗装準備完了!

ROCKACE

使う塗料は共同購入したロックエースのゼットブラック シロウトにはおいそれとテストすることができないんで、最もオーソドックスなチョイスですね ウレタン塗装の経験者なら特に気負うコトなく使える特性です まだ確実なデータとして立証しきれてないんだけど、足回りの部品では下塗り(サフェーサー)をしてません ブラストによる足付けがどの程度有効なのかっていう検証と、金属と塗膜の境目でサフェーサー地を出したくないっていう目論みからです 一年経過した部品では今の所問題ナシです

詰めが甘い?

垂れビビリミッターが働き、一段下がった面が少し梨地になってしまったなぁ 久々の塗装で詰めが甘かったようです(反省)そんなワケで塗装中の写真もなく思い出した時には既にマスキングを除去してました(汗)

塗装後にマスキングをどのタイミングで除去するのかは塗料によってまちまちだと思うんだけど、ウレタンでは塗装後1時間程度で除去するようにしてます 指で軽く触れても問題ないくらいのタイミングってとこですかね というのもラッカーと違い乾燥後のヒケがない分塗膜が厚いのはいんだけど、あまり乾燥が進んでからやろうとすると、うまくマスキングが除去できないケースが多かったため
また、除去後塗膜が柔らかいうちにマスキングと塗膜の境目にカッターを当てて段差を削いでおきたいっていう理由もあります このトキにどの程度塗膜を削ぐかで部品の見映えが変わりますね 今回悩んだのはキャップスクリュが入る穴のエッジ 穴径より一回り大きくエッジを削ぎました 組み付け時に塗膜を気にすることなくネジを挿入できるのではないかと

ブラックアウトはまだしばらく続きそうです 新たなサンプルが登場したトキには再び加筆の予定です 乞うご期待!

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