直流安定化電源 DM-310MV と自作電源

そのスペックの半分も活かしてませんが・・・

DM-310MV

業務でLEDを触る機会が増え始めた2008年前後
それまでは簡易的な電源(AC/DCアダプター的なヤツ)で十分だったんだけども
業務に限らず、お遊びでも電気モノを机上で触るコトが増え
どーせならと勇んで投入した安定化電源っす
とはいえ当方の使い方だとかなりのオーバースペックではあります (笑)
でもコイツがあるコトで
12Vモノのテスト等々がサッとできるのはなんせアリガタイ

恥ずかしながら
コイツが本来持ってるポテンシャルの半分も発揮できてない使い方ではありますが
それは何ゆえかをシロートなりに分析したコト含め、紹介してみよーかと

ALINCO 直流安定化電源 DM-310MV

DM-310MV

購入当時
明確な用途も定めないまま 何となく 10A以上の容量で
雰囲気があるから 針式メーター 必須で (笑)
ドシっと座り良く、接続方法は山盛りでできるだけお安く・・・etc
この程度の理由でコイツの買うのはまぁまぁの ムダ使い ではあります
コイツはそもそも無線等々で使うコトを前提にした作りで
その際大敵となるノイズに配慮された電源ゆえ
イマ思うと当方の用途には完璧なオーバースペックなのよ

後々安定化電源には大別して2種類あるコトを知り
コイツのよーなトランス(リニア)式と
後述するスイッチング式ってのがあるよーですわ
どっちにも一長一短あるみたいですが、ノイズを極力避けるならトランス式を
軽量かつ比較的安価に済ませるならスイッチング式ってな感じでしょーか

重いっす

トランス式のコイツは
サイズ(W171×H125×L215mm)の割に4.4kgとヘビー級で
アニキ分にあたるDM-320MV(17A対応)に至っては
同サイズながら6.3kg! と、容量に比例してズッシリ感も増す傾向みたい
まぁ 据え置き前提ならたいした問題ではないですが
交流電源を直流にするだけの道具と捉えるとかなりイカつい作りで
無線機用直流安定化電源 (漢字多い) ならではなのかなと思われます

そんなワケで
当方のお遊びレベルではムダに高性能ではありますが
逆に言えばそうそう無茶な負荷を掛ける機会もナイので
一度手にすればおそらくは一生モノ
そんな意味での 安定化 を望むっていう買い方があってもいーのかなと
後々 無線 に目覚めないとも限らないしね (笑)

電圧調整ツマミ13.8V

何はともあれざーっと機能を眺めてみましょーか
左写真のボリュームは電圧調整のツマミで、1~15Vに調整可
また、ボリュームのセンターに止まり位置があり、そこに合わせると13.8Vとなります(右写真)
コレは12V車にて走行中の発電電圧を想定してるのかな?
おじさんはこのアタリ、13.5Vと記憶してたけども・・・(汗)
配線経路でのロスを見越して13.5Vで発電しつつ
動作電圧の12.7Vを担保・・・的意味でしたっけ? もうこの考え自体も古いのかしら?
まぁ 何につけ乗り物に装着するモノは、このセンター位置で動作チェックしてますわ

針式メーターシガーソケット

自作モノや後付モノの消費電流を知る術として、アンペアメーター(A)があるのはやはり便利 (左写真)
以前ヤマシギ号のハザード化をテスト中
4つの電球が一度に光る際のアンペア数を眺めていて、静かにLED化へシフトしましたわ (笑)

後付モノの定番?となるシガーソケット電源 (右写真)
ココにプラグを挿すコトでサクっと動作チェックできるのがなんせアリガタイ
コイツは10Aまでイケるんで、そこそこ色んなモノが使えます
但し、シガー電源対応のエアコンプレッサーや100Vインバーター等々では
10Aを超えるモノもケッコウ多いので、用途を見込んだ容量チョイスが必要っすね

バナナプラグケーブルをくわえることも可

シガーソケットの横はネジ式の出力端子
先端の穴はバナナプラグ対応で(左写真)、テストリードなどを接続するのにも便利
先端樹脂部分がネジになってるので、そこに電線を挟んで使うコトも可能 (右写真)
ココも容量は10AまでOKっすね

プッシュ式

イチバン右にはプッシュ式の出力端子がありまして
スピーカーケーブルの接続なんかでよく使ってるヤツっすね
ちょっとした作り物の通電チェック等々で活用頻度の高い端子っす
ココは接点容量が小さいのか、6Aまでの対応っすね

定位置

そんなワケで
無線通?な方には一切有益な情報が紹介できないもどかしさを感じつつ (汗)
そんなワタクシでも机上にあるコトで便利に使えてるのは間違いナシ!
机上の棚も、思えばコイツの据え置きを前提にレイアウトしたので
雰囲気 と カッコ良さ だけは引き出してる自信アリ (爆)
毎度ながら、なんかスイマセン・・・

当方にはコレで十分だった! のかぁ?

安定化電源 RB-32

上記したアルインコ安定化電源を据え置きで使ってるウチ
ガレージで一瞬使いたいっていう状況も実は多かったりして
都度引っ張り出して使ってきたんだけども
どーせなら用途を絞ったアクティブな電源があってもいーかなと
ノイズ不問であれば電源は安価なスイッチング式で十分
電圧の調整シロは13.8Vが担保できればコレまた十分
ってな感じでパッケージングした 自家製安定化希望電源 RB-32!
イヤ、箱に穴開けて部品を固定しただけっす (爆)

雰囲気重視配線はまとめられます!

外箱はいつもの発泡塩ビ板にて構成
吸気及び排気穴は ハトメ に着色後接着 雰囲気重視 (笑)
アクティビティを重視すべく、電源コードを巻きつける出っ張りを背面に固定 (右写真)
ホントは掃除機のよーにシュルシュル収められるヤツが作りたかった (爆)
完成後、案外持ち運びしにくいサイズ感だったので
急遽上部に持ち手を付けてみましたが、もっとカッコいいヤツと出会った際は即交換予定

テストリード巻き

案外置き場に困るテストリードも
一心同体で持ち運びましょうってコトで側面に巻きつけ何がしを装備!
こーいうアイデア だけ は泉のごとく湧き出るんですがね (謎)

安物電源110or220V仕様

電源単体で撮影するのを忘れてまして・・・
要の電源は、安物ノーブランドのAC/DCコンバーター (品番:S-180-12) 2400円ナリ
この手の安価モノは大抵入力電圧を切り替えられる仕様っぽく
右写真のよーに、コイツも110V or 220Vを確認・選択するのが最初の作業かと
この場合、日本では110V側にスライドスイッチを切り替え

今回は手持ちのネタを極力使って安価にするコトを命題としたんで
この電源とデジタルメーターだけを新たに入手
あとはご家庭にひとつはある?
シガーソケット・ネジ込み端子・プッシュ端子・スイッチ等々を
電気宝箱を物色して流用しましたわ
コイツをイチからネタ揃えしますと、結果的に上記したアルインコものが買えるので
多機能電源がマジで欲しい方は多分買った方がいーです (笑)

電圧調整ボリューム

スペックシートを見る限りでは上写真のボリュームを調整するコトにより
12~15Vの範囲で電圧を可変させられるんだけども

下限10.2V上限13.9V

実際に下限・上限をチェックすると上写真のとーりで (10.2~13.9V)
全体的に下振れした数値となってますねぇ
コレは元々が110V or 220Vの入力を前提としてるからかなと
だもんで、ウチのよーに13.8Vだけっていう割り切りがあればいーですが
15Vを絶対使いたい!って方には役不足なモノになりそーです

箱だけはカッコイイ

電源そのものをカイゾーすることは今回なかったですが
パイロットランプのLEDだけは移設するため加工しました

シャント抵抗プラス線分岐

電流計の設置にあたり、今回初めて触ったのがメーターに付属してきた シャント抵抗器 (左写真)
分流器とも呼ばれるよーで、マイナス(戻り)側の途中に板状の抵抗を割り込ませ
電流を検出するよーです 左写真で大きいネジにて固定されてるのが親線になり
小さいネジで固定されてるのがメーターに繋がる線っすね
あ 電力線は今回2.0sqを基本として取り回し、プッシュ端子のみ0.8sqだったかな
プラス側は用途をにらみつつ、小さめな電流に限り端子台にて分岐 (右写真)
電源上に設置した何がし達は一応絶縁ゴムでフロートさせてますが・・・
何につけ、見るヒトが見れば ノイズだらけ の配線間違いナシですな (笑)

15A対応!う~んイマイチ

ハナシを使い勝手に変えまして
自身が所有する何がし達をざーっと眺め、何アンペアの電源にすべきかを考えまして
10Aだとちょい心もとないケド、15Aあればとりあえずいんじゃね?っていう結論に
願わくば20Aくらいあると理想的なんですが、お安く・・・っていうのが厳しく (笑)
それはさておき
シガーソケットは15A対応のタフなヤツっす
同じシガーソケットでも容量の小さい仕様があったりするので
こーいった自組みの際はご注意アレ
当初はコイツを2つ並べて装備し
片方には右写真のよーに手持ちのUSBプラグを挿す予定だったんだけども
いざやってみると 出っ張り感 がハンパなくダサい・・・

結局埋め込み仕様に

だもんで、結局新たに埋め込み用ソケットを調達 (爆)
総額5000円以内の目標がぁ・・・ 結局5300円に なんか悔しいぞ
USB電源を使う場合は5Vに降圧してるためか電流計は正確な値を示せませんな
誰かお詳しい方、対処法があればゼヒ!

15A対応6A対応

他はアルインコでモーレツに重宝してる接続何がしを同様に装備!
15A対応でバナナプラグでも使える端子 (左写真)と
故障したオーディオ機器から拝借したプッシュ式端子台 (右写真)
コチラを6Aとしてるのは単にアルインコのマネっす (笑)

大きい消費電力の雄と言えば・・・

コンプレッサー EM-242

シガーソケットを使う何がしとして
消費電力の大きいヤツ代表格は、100Vインバーターをはじめ
上写真のよーなエアコンプレッサーが主なトコかと思いますが
インバーターは残念ながら当方手持ちのヤツが3A程度のオモチャだったため
今回はコンプレッサーをピックアップしつつ
消費電力を 可視化 してみよーかなと

EM-242

簡単にモノのご紹介を
コイツはエマーソンの EM-242 ってヤツでして (安い!)
お弁当箱程度のサイズで携帯性を重視した 応急用 コンプレッサーかなぁ
もっと高性能なヤツは多々あるものの、性能に比例して消費電力も大きくなるため
自車のシガーソケットのキャパを超えないチョイスが必須かと
そーいった意味でコイツは10A仕様で、大抵のクルマでムリなく使えるかなと
あ シガーのヒューズから別口の電気を取り出してる場合は
その限りではナイので念のため

意外と多用途みっちりピッタリ

携帯性重視ながらも、コンプレッサーとしての機能はちゃんとしていて
肝心の空気入れに関しても、時間こそ掛かりますが補充目的なら過不足ナシっす
また、チャリ用・ボール用アダプター等々も付属するんで
モノの質感以外は (笑)、お値打ちな品物!
蛇足ながら
圧縮空気を作るトコ(ピストン部)に低フリクションの潤滑剤を一発吹きますと
キモ~チ静かになったコトを報告しておきます

無負荷時高負荷時

ハナシを戻しまして
コイツを電源に接続してスイッチを入れますと、左写真のよーに無負荷状態で既に4.2Aでして
空気の出口を指でギュっと塞いだ高負荷状態にすると一気に8.9Aまで上昇!
クルマのシガーソケットが脆弱な状態だと、このタイミングで多分ヒューズが飛びますな・・・
あ アンペア表示は一応アルインコと比較してほぼ誤差がなかったので
当方的に 正しい と解釈してます (笑)
ま 10Aを超えるとそもそもコイツのヒューズ(シガープラグ内)が飛ぶんで
オオゴトにはならないと思うんだけども
高性能を謳うコンプレッサーはおそらく余裕で10Aを超えるハズなんで
購入に際しては十分にご注意アレ

BESTEK

どーしても高性能コンプレッサーをクルマで安心して使いたいなら
バッテリーに直結させる上写真のよーなケーブルがあるといーっすね
コイツは業務で急遽入用になったヤツでして BESTEK-MRS301A ってヤツっす
コレだとソケット部が25Aまで対応してるんで、大抵の何がしで十分に使えるのではナイかと
あ オートバイで使うにはクリップが少し大きすぎます (笑)
ってか25Aをフル活用するよーなモノをオートバイに繋いじゃイケマセン (爆)

RB-32

そんなワケで
一応の完成を見た安定化希望電源なんですが
なんかこう、全体的に オレ、もっと出来たんじゃねーの? っていう空気感が漂い
それは機能なのか、はたまた 見てくれ なのか・・・
しばらくは使いながら案じ続けてみましょーか

オヤジの電源

やはりオヤジの電源がカッコいい・・・
トコロで電源の カッコよさ って何さ? (爆)

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