シルバーナイト

いやぁ 久々にハマったぞ・・・

ルーフペイント

9月も気付けば最終日・・・
前半は夏並みの暑さで、単車おあずけの当方にしてみれば
まだまだ夏気分で走れるんじゃない? なんて余裕をかましていたんだけど
後半から一気に秋めいてきて
気付けばカンゼンに2012年の夏が終わってしまったぞ!(号泣)
ま 仕方ないかぁ

そんな中、土台作りから始まった泣きの6物件目も本日無事完成したんだけど
その製作後半、全てのパーツを作り上げて本体の塗装作業に入ったトコロで捕まった!
ちっぽけな模型屋 苦悩の一夜 シルバーナイトの始まりっす

通常、建物で使うシルバー色って
笠木だったり窓枠だったり排気口やガラリなどなど、金物の表現が主なんだけどね
今回仕立てた模型は屋根全体がシルバーっていう建物で
特に意識することなくいつも使ってるシルバーを吹き付けたトコロ
模型のスケールに対してシルバーの雰囲気が合致しないのだ
だもんで、希釈率を変えたり吹き付け方を変えたりしてみるものの
どーにも馴染まない・・・
この時点で塗膜はそこそこ厚くなってきていて
コリャ一度剥離だなぁ・・・
とはいえ相手はプラスチックだから剥離剤は使えないワケで
シンナーで根気よく拭き取った後、彫り溝に入った塗料をPカッターで掻き出し
使い古しの歯ブラシで更に塗料をこそげ落とすといった具合

で、再び調色等の後に吹き付けるも気に入らない・・・
気付けば再び塗膜が厚くなってきて、また剥離作業・・・ っていうのを4度ばかり繰り返し(笑)
結局ほぼ一日塗りっぱなしのあげくに色が決まらないという(涙)
オマエはホントにプロかぁ?

模型における色の扱いってなかなか難しくてね
縮尺に連動して色も調整しなくちゃいけないんだけど
例えばコンクリートのグレイ 1/50の色より1/300の色は薄く(淡く)なります
それプラス、周囲とのバランスでより具合のいい色合いっていうのを意識しなくちゃいけません
それでもまぁ ソリッドカラーなら濃淡の調整で済むんだけど
メタリックカラーになると、色に含まれる金属粉の粒度も影響してくるのだな
コレがまた、粒度の大小だけじゃなくて見た目で感じる重量感だったり
ギラギラ感の強弱やツヤっけだったり・・・ 
あいまいな領域ゆえ、もう実際に塗って具合を確かめるしかないんだけど
パッと見たときにスッとそのスケーリングの世界に入り込めるかどーかが肝

なんてゴタクを並べてる本人が
それを丸一日達成できなかったという不甲斐なさ・・・
疲れ気味とはいえ、自分はまだまだ志半ばだなぁと猛省しましたよ
それにしても久々にハマったなぁ・・・

来週、ついに2ヶ月ぶりの休暇! か?

カッターの硬さと軟さについて改めて考えた

デザインナイフ

先日まで作っていたコンター模型は
上写真手前のデザインナイフ一本で、全ての積層パーツを切り抜いたんだけどね
製作途中で一瞬ナイフをどこぞに置き忘れたりして
ピンチヒッターで上写真奥のナイフを使ったトコロ
あからさまに使い勝手の違いを感じました
刃先は共通なんだけど、胴体がアルミと樹脂材っていう硬さが違う素材なのだ
この胴体はちょうど指の付け根あたりに触れる部分だと思うんだけど
コンターを切り抜くにあたり、ココがいかに重要な仕事をしてるかを再確認した次第
ランダムな曲線を切り進める上で
カッターにかけるチカラの度合いや方向っていうのを自分なりに確立しているのか
アルミ胴体に調律された手で樹脂胴体を使うと
チカラが逃げていく感じ ゆえに狙ったラインを追えないのだな

でもコレはあくまで当方の場合
ヒトによってはまったく逆の印象となる場合もあるハズです

SW-600G

そんなコトを踏まえ
樹脂胴体の旧モデルを使い続けてる、スイブルカッターの後継機を使ってみるコトに(上写真手前)
NT SW-600Gっていうアルミダイキャストの胴体となったモデル
グリップが少々太くなってるのが気になりますが、使ってみないコトには何ともだね
この結果が少し面白くて
最初に書いたデザインナイフだと硬質な胴体がマッチする当方
スイブルカッターでは樹脂胴体の しなり を活用した使い方をしてるよーで
断然旧モデルの方が使い勝手もいいしキレイな曲線を切り抜けます
ただ、コレは胴体の違いだけじゃなくて
先端の可動フィーリングやグリップの太さも影響してると思えたんで

チューニング?

まずは少し渋さを感じる可動部に注油
コレだけでもずいぶん使い勝手が良くなりましたね

ヤマシギバージョン

でもってグリップのゴムを抜き取ると、なかなかスバラシイ使い心地!
カッティングシートなんかでは旧モデルの方がやはりいいいんだけど
プラ板のよーな硬質素材に挑む場合、ニューモデルの硬さが非常にヨロシイのだな
やっぱりハンドツールは使ってみないと分かりませんね
そんなワケで NT SW-600G スタメン入り決定です(笑)

同じ刃先で違う素材の胴体を持つナイフがある場合
フィーリングが硬いか軟いかでユーザーの印象は180度変わるカモね
カッターを使わないヒトにしてみればツマラナイ話でしたが
個人的には収穫の大きい出来事でしたねぇ

やはりモノゴトは両面から見なくちゃワカランってコトか?

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