cocoon カメラバッグ Digital SLR Sling

発想はスバラシイ! でも・・・

COCOON Digital SLR Sling

カメラバッグと言えば、ボンヤリとでも思いつくであろう箱型のアレ
重装備になればなるほど結局は箱型がベストのような気もするけど
カジュアルニーズの場合、アレはアレで案外かさばるものでアクティブさにもちょい欠けます
で、今回入手したのがそんなトコを踏まえたと思われる COCOON Digital SLR Sling
確かに一見ワンショルダーバッグ風のそれは軽快感もあり、色展開も豊富
ま ウチに来たのは真っ黒なんですがね (笑)
生地にシワ有りにつきお安く!っていういつもの 出会い により (謎)
当方の餌食?となったこのバッグ
はてさて、どんなもんなんでしょ?

cocoon カメラバッグ Digital SLR Sling

COCOON

単車乗り目線で見ると、シングルシートカウルっぽいアウトラインをしてるバッグっすね
完全防水ではナイものの、撥水加工された生地質はなかなか好みで質感も良好
ただ、お値打ち品ゆえかもしれないけど、生地の型紙(コレは正確だと思う)に対して縫製がアバウトって感じアリ
例えばジッパーの縫い付け部分なんかは幅が広くなったり狭くなったりっていうムラがあって
せっかくのプロポーションをキチンと出せてないという感じ
縫い自体が雑ってワケじゃないので、コレはもうミシンを使うヒトの気分次第・・・ なのかな?(笑)
ゆえに個体差が大きく出る部分かもしれないので、ウチの場合ってコトで

背面 COCOON

裏面を見てみると、バッグパック的メッシュ地のクッションが一面を覆っていて
厚みも十分にあるため、カラダへの当たりや通気性もまずまずだと思う
あ 大きなお世話ではありますが、性分的に左右対称はゼッタイ!っていうシンメトリスト?さんは
この裏面を直視しない方がいいと思います 縫い目がビミョーに歪んでます (笑)
肩ひも部分は50mm幅のナイロンベルトでバッグの天地を結び、長さ調整は利きますが
取り外すコトのできないフィックス仕様っすね また、ショルダーパッドはナイっす
パンパンに物を詰め込んだ場合、ショルダーパッドの有無はケッコウ大きいカモ
50mmの幅があるとはいえ、長時間背負ったままだと辛くなりそう 後付け必須か?

COCOON サイドポケット

側面左右には薄物用ポケットがあり
バッグのロゴマークを正とした左側にはオーディオプレイヤーを入れる前提のポケットがあり
ジップの上部にはイヤフォンのケーブルを通せる穴が開いてますね コレは親切
で、右側 ココにはもしかするとこのバッグの目玉?となるアイテム
GRID-IT なるアクセサリー収納ツール?が入ってます 何やらコレは便利そうですね

GRID IT

外形195mm角の硬質樹脂板をベースとして、滑り止めの付いたゴムバンドがランダムに張り巡らされてます
コレにより任意のレイアウトでサプライ物を収納・固定できるワケです コレはナイスアイデアっすね
GRID-ITはコレ以外にも色んなサイズがあるよーで
ビジネスバッグサイズやクルマのサンバイザーサイズ等々、使い手次第で大活躍しそうっすね
で、COCOONバッグの場合で言うと・・・ ケーブルや薄めのバッテリーなんかはいいと思いますが
写真のよーな充電器サイズ(厚み30mm程度)となると、ココからの出し入れがちょいタイヘン
ひんぱんに使うモノでなければ多少の不便は問題ナイかと思いますが
ココに収めた厚みは当然メインコンパートメントの底面に影響するんで
全てをまんべんなく活用するなら、収納アイテムの厚さは10mm程度に抑えておいた方がいーかなぁ

中ネタ COCOON

バッグの中写真は、ショップ等々でサイズ含め確認できると思うんでスルーしますが
その中のインナー部分は右写真のとーりで取り外し可っす 収納物のサイズ調整ができそうですが
見てのとーり結構な決め形状になってるため、動かせるのはわずかかなぁ
また、左写真の底生地は基本的に外周のみで縫い付けられてるため、インナーを固定後も若干動きがちっすね
コレは使い手の好みが分かれるトコロかも ちなみに当方はあまり好きじゃないっす
この程度の可動範囲なら、前・後室の仕切り壁以外は固定しちゃってても良かったんじゃないかと

フタにあるポケット COCOON

一旦ジッパーの付いたフタに目を移しますと、どちらにもちょっとした収納部アリ
スペアレンズ等を収めるコンパートメント側(右写真)は、ジッパー付きなんでイロイロ使えそうですが
カメラの収納側(左写真)にはジッパーなし・・・ 一応ゴムのテンションが利いてるもののユルユルで
バッグを肩掛け状態でカメラを取り出そうとした場合、間口が下を向くため確実にココに入れたものが落ちそう・・・
よってココに入れるのはレンズ拭きみたいな布モノに限定されるカモ なんだかもどかしいぞ

サブコンパートメント

仕切りカベ等に使われる硬質スポンジは10mm厚程度で、十分な厚みっすね
スペアレンズ側インナーの先端にも小物が入る収納部アリ ココはまぁ使えそうっす

スペアレンズの固定

スペアレンズ収納部には写真のよーに滑り止めゴムが配置されていてしっかり固定できるんだけども
マイクロフォーサーズのサイズでも結構ミッチリ感があるんで、フルサイズのデジイチレンズだと装着がメンドーそうだなぁ
収納サイズ的には、写真のレンズがマイクロフォーサーズの標準ズームレンズで、前後天地共に十分なゆとりアリ
このアタリは商品掲載サイトの寸法を参考にした方がいいっすね
それにしても
この固定バンドって結局使わなくなるよーな気も・・・
少なくとも肩掛け状態での出し入れはメンドーだし、落下の危険もあるから現実的じゃナイわけで
バッグを据え置いてから取り出すコトになりますが、それならバンドじゃなくて
仕切りカベの自立性を高めておいた方がよっぽど良かったような・・・

COCOON 肝心要

最後は要のカメラ収納部 LUMIX DMC-G2 が基準となりますがご了承くださいな
フルサイズのユーザー的には小さいと言われがちな収納サイズですが
ご覧のとーり、マイクロフォーサーズで標準レンズだとかなりスッカスカっす (笑)
っていうか、ズームレンズを装着してもスペースが余るため、ヨコに標準レンズも入っちゃいますね・・・
アレ? コレだとスペアレンズを入れる側が余るぞ?
まぁ 肩掛け状態だと、カメラ収納側にスペアレンズを入れるのは落下リスクがあるんでビミョーですが
マイクロフォーサーズのユーザーで、大は小を兼ねる派?の方には
後々増えるレンズ類の収納スペースが確保できてるコイツはオススメできそうです
逆に、必要最小限(標準・ズームレンズのみ)を持ち歩くだけなら少し大きすぎるカモ

COCOON 帯に短し襷に長し

カメラバッグとして見ると、全体の質感はなかなか上々なものの
とにかく 帯に短しタスキに長し っていうポイントが多く、全体的にもどかしいバッグっす (笑)
肩に掛けたままカメラを取り出すなら、フタの開き方は中心側に向かって開く方が便利だし
そうすればカメラが見える状態で開閉できるから、心理的にも物理的にも安心なのではナイかと
また、アクティブさを推し出してるワリにショルダーパッドがなかったり等々
各部に見られる 詰めの甘さ が気になるバッグゆえ
コンセプトは決して悪くないコイツの次期モデルには大いに期待したいトコロですが
実のトコロ、コイツを初めて見た時点で別のイメージが出来上がってまして・・・
えぇ 毎度お馴染みのカスタム?ベースっす
単車乗り目線でコイツを見ると
コレらネガティブなポイントは限りなく消え、むしろこの形状が生きてくるハズ!
縫い針とトンカチを武器に完成させた
スペシャルCOCOONのオハナシは コチラ からどーぞ

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