Vmax スタータークラッチの交換

知ったかぶらず、慎重にも慎重を重ねて・・・

Vmax スタータークラッチの整備

昨年(2012年)の途中くらいから
エンジンの始動時、タイミングによってはセルの駆動力が 滑る よーな感触アリ
しかもそれがきまってPBCを訪れた際の帰路で発生する確率高し (コレはホントに謎)
乗り手共々、見られてるコトにキンチョーでもしてるんだろーか?(笑)
始動時の条件としてはウチから出るタイミングと何ら違いはナイはずなんだけど・・・

とはいえ何時でも何処でも同様の症状が出るというワケでもなく
何ともないトキは至ってフツー・・・ しかしながら、完調じゃないのはマチガイないので
症状の軽いウチに対処すべきかなと

そんなこんなで Vmaxの鬼門 に挑んだワケですが
かなりのキンチョー状態で作業に集中していたせいか、肝心のSSTを使ってる写真がナイ・・・(涙)
そこをお詫びしつつ、準備期間数ヶ月、取り外し実時間2分半・・・の攻防を紹介してみます

はてさて、うまくいくのか・・・

ボルトの取り外し

オイルを抜いた後、カバー類を撤去するとマグネットローターが現れますね
で、まずは先端のボルトを外すワケですが、ココでは付け根で32mmのメガネレンチ(回り止めとして)
ボルト側で19mmのメガネレンチ(ロングタイプ)で挑み、それなりのチカラを要しましたが撤去完了
外したボルトを見ると(右写真)先端には写真のよーなパーツが挿さってました
ボルトの回り止めなのかなぁ・・・

コレでいよいよプーラーによるローターの取り外しとなるワケですが
ココから外すまでの写真が見事にナイ!(号泣)
幸い、web上には諸センパイの記事がたくさんあるんでそちらを参考にしていただいて
我がページではプーラーの観察と下準備のオハナシをしてみます

プーラー

不慣れな作業ではなるたけ不安要素を取り除いておきたいんで
ココは奮発して指定の純正工具を導入(プーラーアセンブリ 90890-01362 )
右写真の黒いのがクランクシャフト先端とプーラーの間に入るアダプターで
プーラーとは別品番っすね( ボルト ソケット 91317-08014)

アダプターのカンケー性

特に取扱説明書があるワケでもナイので、おのおのの関係性を見ながら使い方を想像
おそらくは右写真のよーな向きで使うのが正しいのかなと
中央の凹凸で一応センターは決まるんだけど、カチっとハマるほどの精度ではナイかな

ボルト追加

セットには数枚のワッシャとM8の六角ボルトが3種各3本付属してくるんだけど(全てステンレス)
コレでVmax専用というよりは Vmaxにも 使える工具っていうのは想像つくかと
ボルト長は60・80・150mmなんだけどね、Vmax的にはどれも帯に短しタスキに長し状態でして・・・
ワッシャを一枚使うパターンなら、長さは85mmじゃないとダメっぽいのだ
だもんで、100mmのボルトをカットして90mm長のを用意(右写真)

下準備

90mmとしたのは、左写真のよーに幅広ワッシャーを割り込ませたかったからで
少しでもボルト頭にかかるチカラを分散させたかったのと
プーラーを水平に取り付けるにあたり、少しでも傾いでると
幅広ワッシャーだと座面の浮きが大きくなる分把握しやすいんで
水平ガイドとしても有効と考えたのだな
言うに及ばす、全てのネジ山にはモリブデングリスを塗布済(右写真)
目的はネジ山の保護と回したトキの ムニっと 感(笑)

使用する工具

中央ボルトを回すには、2箇所とも22mmの何がしが必要で
当方はプーラーの回り抑えにガタの少ないモンキーレンチを使いましたが
本来なら22mmのオープンエンドレンチを使うべきだね
軸側は1/2sqの6ポイントのコマにラチェットハンドルといった構成
プーラー側の穴に何らかのシャフトを通して回してもいーね

いざっ!

写真がナイことが悔やまれてなりませんが・・・
プーラー側の下準備を済ませ、水平を守りつつ車体に接続し
勘合部をヒートガンで温め、潤滑剤を吹いたトコロで一呼吸・・・
ありとあらゆるモノを味方とするため?
BGMは最近再び聴き込んでる BARK AT THE MOON で (笑)
オジーはさておき、この時代のギタリスト ジェイク E リー が大好きなのだ
だもんで、1コーラス目で神経を集中させ
ギターソロの始まりと共に工具に手をかけ
一発目のチョーキングに合わせて・・・ ぬ゛あ゛~!!! と、フルパワー

トキは深夜・・・ リキんだ瞬間にゼッタイ声が出ると思ったんで
クチにはあらかじめ布を詰め込み、ミュートはカンペキ(笑)
この状況 月に吠える と、言えなくもない(違)

ハナシを戻して・・・
このプーラー、結局新たにボルトを用意したり何だりを思うと
似たような安価モノでも勝負できるのカモ
但し、カンタンにひしゃげちゃうよーなヤツはNGだね コイツの円盤部?は厚み15mm
このくらい丈夫じゃないとダメだろーなぁ
で、アダプターのみ純正品を使えば安価に 似たような 構成になるのではナイかと
まぁ 状況によってはネジ山が飛ぶ等々の不安はあるんだけども
それは多分、純正モノもしかり かなぁ・・・

何はともあれ外れてヨカッタ

Vmax 外したスタータークラッチ

どーにかクランクシャフトを叩くことなく外せたマグネットローター (ラッキーでした)
コイツをひっくり返すと(上写真)肝心のスタータークラッチが現れるワケですが
ご覧のとーり、一見何事も起きてない雰囲気・・・
アレ?先走ったかなぁ・・・とか思いつつ、ネジ頭を触ってみると
全てのネジ頭が キモチ 動くぞ・・・
回り止めで打たれてたポンチ箇所の抵抗により、かろうじて留まっていたって感じで
今シーズンこのまま乗り続けていたら、まぁまぁのオオゴトになってただろーなぁと想像しますが(怖)
もし始動時に違和感を感じ始めたら、早めに対処した方がいーね

何はともあれ、無事外れたからには早速患部の具合を確認してみます!

Vmax スタータークラッチ ボルト

まずは先述したボルト 左写真の左側が旧ボルトで右が新規ボルト(新しいヤツは黒いね)
頭頂部だけを見るとあまりヤレた感じはありませんが
側面を見ると(右写真)緩んだコトでスタータークラッチが遊び出し
ネジ頭を叩いた結果頭が少し磨り減ってますね
また、付け根のネジ山も3山ほど消失しかけている状態で
コレが進行して最終的にはボルト頭が飛んだり、スタータークラッチのハウジングを割ったりするんだろーね

Vmax スタータークラッチ 本体

でもってスタータークラッチ本体 コチラは若干の擦り傷こそあるけど大きなダメージなし
中に収まるプッシュロッド(右写真)には線状痕アリだね

Vmax スタータークラッチ ワッシャ

マグネットローターとスタータークラッチの間に収まるワッシャ
何らかのコーティングがされてるっぽいんだけど、それなりに磨り減ってますね
アイドラーギアの鼻先が触れる部分だね

Vmax スタータークラッチ アイドラーギア

でもってアイドラーギア コイツの軸がスタータークラッチに触る部分ですが
新品のツルっとした状態(左写真)に対して、見事に打痕だらけ(右写真)の状態・・・
触れてもハッキリと凹凸を確認できるくらいのダメージなんで
この凹凸とスタータークラッチの位置関係が良くない状態で始動させようとすると
回しそびれて滑った感じになってたんだろーなと
また、スタータークラッチ自体がネジの緩みで若干動くため
始動時の負荷が衝撃として軸を叩くカッコウになり、悪循環が加速を増していくんだろうねぇ

Vmax スタータークラッチ マグネットローター

そんなスタータークラッチの ガタ による弊害はマグネットローター側にも及んでいて
丸玉が収まるクラッチ本体のエッジ部分が、左写真の赤丸内のよーな打痕を付けてたようです
場所によっては0.2mmくらいくぼんでるんで、それなりに暴れていたと想像します
でもってマグネットローターのお手入れ
パッと見た感じはキレイなんだけど、ウェスをサラっと当てると積年のスラッジが全体に・・・(右写真)
何はなくともソージソージ

Vmax スタータークラッチ シャフト溝

全体をキレイにしたトコロでしげしげと観察してみると
クランクシャフトが通る穴にあるキー溝がミョーに真っ黒(左写真)
だもんで、細めのマイナスドライバーで引っかいてみると右写真のとーりで・・・
98年モデルって何となく新しいと思ってたんだけど
既に15年も前なのよね・・・ そんなコトを改めて実感するスラッジなのだった

Vmax セルモーター分解

少々長くなってきましたが・・・
せっかくスタータークラッチをリフレッシュするからには
セルモーターの軸も若返らせたいトコロ 3号車となるコイツはまだ一度もバラしてなかったしね
毎度ながら、補器類が装着された状態からのセルモーター撤去のメンドくささには閉口しますが
クーラントを抜き、隣接するパイプやマウント部分の接合を解除
向かって右側のエキパイや純正ホーンもジャマなんで撤去
で、よーやくセルモーターを取り外し、早速バラして軸部(アーマチュア)の確認 (右写真)
1号車でバラしたトキほど深刻(激暑時、回りにくくなる)な汚れではナイものの
十分要清掃な状態ではありますね

Vmax セルモーター点検

サンドペーパーで汚れを除去し(溝に残ったスラッジも忘れずに!)使用磨耗限度を超えてないかチェック
どちらもまだ十分に再使用OKでしたね

Vmax セルモーター 塗装

普段あまり目に入らないトコに収まってるだけに、見てくれがまぁまぁくたびれ気味
だもんで、凹凸を削り慣らしてから錆止め剤を吹き、激安ホームセンタースプレーでブラックアウト
その後、キモチ高級品なつや消しクリアで肌を整え、各部のラバーパーツを新品交換の後
晴れてセルモーターのリフレッシュ完了!

Vmax スタータークラッチ 組み立て

でもってスタータークラッチの組み立て
左写真は先述したワッシャの収まり場所ね 個人的な備忘録っす
どーか緩みませんよーに!と願いつつ、ネジロックを塗布してから規定トルクで締め付け

スタータークラッチ組み立て2

仕上げにネジ先とマグネットローターにかかるよーにポンチを打って回り止め(左写真)
2箇所でヤレばヨカッタと気付いたのは、モロモロを組み付けオイルを入れた後でした・・・
ハナシを戻して
アトは車体にマグネットローターを組み戻すワケですが
クランクシャフトにある突起 ココはシャフトと一体ではなく別部品(ウッドラフキーっていうパーツね)っす
マグネットローターの取り外し時
ローターが外れたイキオイでこのウッドラフキーも外れちゃう場合があるらしいので
整備の際には要チェックっすね

組み立て完了

モロモロを組み付け、患部の整備は完了!あとはフタするだけだね

今回うまくいったのは、ホントにラッキーなだけだったと思います
モチロン、ラッキーを 引き寄せる 入念な下ごしらえをした上ではあるんだけども・・・
コンディションによって、プロ・アマ問わずにホント苦労する作業ですもんね

クランクシャフトに触れる部位なんで
しかるべき道具や相応の経験もなく、なおかつ自信(可能性)が薄いのであれば
無理せずプロに依頼すべき整備箇所だと思う
工程の色んなポイントで、web上では伝えきれないコツや要領があると思うからです
外れないコトでついつい凶暴なツールで叩いたりしちゃうと
エンジンそのものにダメージを与えかねないしね

それにしても
外れる瞬間の ガッキン! って感触・・・ サイコーだったなぁ (笑)

トキは流れて10年後・・・ 2022年9月 加筆

あっけなかったぞ

前記したスタータークラッチの交換から10年余り
またしても始動時の滑り感プラスアルファなお知らせが・・・
前回の組付け方法が甘かったのでしょうか?
とにもかくにも部品を交換しないコトには解決しないので
分解の開始!
上写真では既にバラけちゃってるんですが
結論から言いますと
鬼門のマグネットローター取り外しは 一瞬 で終わります
文明の利器には抗えんな・・・

クランクケース外し

何はともあれオイルを抜きまして・・・
確か2021年の夏前に交換したハズなのに
カルテを見ますと600kmしか走ってなかった件(涙)
ま 仕方ないと思いつつドレンボルトを外しますと
いつもよか鉄粉の回収率高めだな・・・ やっぱりかぁ
となるとオイルフィルターもかなり仕事してるハズっす
後々
全て交換して正解と改めて思い知るんですがね(笑)

ってな感じでまずはクランクケースの分解
下にヘンテコなかけらが転がってますが、ご開帳と共にカランコロンとね
コレ、スタータークラッチのハウジング的カバーの残骸
やっぱり割れてたかぁ・・・

うわぁ

うわぁ・・・ 見事に引きちぎられてますな
そりゃ異音もするワケです

実は去年くらいから滑り気味なお知らせはあったので
冬のうちに部品だけは入手済み
またいつヤマハさんが価格を上げないとも限らないので(苦笑)
でもって今年に入り、未整備なままチョロっと走らせた際
始動時にいつもとは違う カラカカンっ 的な滑りとも違う音がし始めたのね
その原因が多分この破片達なのだろーなと
だもんで、この事態には案外驚かなかったんだけども
やっぱり無理にでも春先に手入れしておけばヨカッタなぁと
いやはや反省・・・

この状態でマグネットローターのスキマからクラッチを触りますと
当然 カタカタ と動きますな さてさて

センターボルトの取り外し

まずはセンターボルトの取り外しなんですが
2022年春先クルマ整備の際、インパクト欲しいなぁ・・・ っていう衝動にかられ
ストレス発散的に買ってはみたものの
届いた時点でクルマ整備は完了・・・っていうね
だもんで、この時点ではまだ未使用だったのですが
せっかくなのでお試し兼ねての初登場
使用感はどんなだろ? とか 使い物になるのかしら? など
懐疑的なココロ持ちで使ってみますと・・・

うぁコレ・・・ 一瞬じゃんか(驚)
ダダダッ でセンターボルトはすぐさま緩みまして
オマエ、すげーな! 的想定外のカンドー

いよいよ・・・

でもっていよいよコイツ・・・
10年前はキンチョー感からか写真を撮り忘れたシーンっすねぇ
モロモロを確認しつつSSTを取り付けまして・・・いざっ

マジで?

Vmax的には鬼門とも言えるスタータークラッチの取り外し・・・
のハズなんですが、モノは試しで再びインパクトレンチを使いますと
ダラダダダッ であっけなく取り外せた件・・・
オマエ・・・ マジでか?
逆に前回の締め付けトルクを疑いたくなるほどあっけなかったっす
何かこう、Vmax乗りの方へ向けて参考になるハプニング?などを期待してましたが
外れちゃったものはしゃーない(爆)

TW700DRGX

こーなると出来ることはインパクトレンチのご紹介くらい(笑)
モノはマキタの TW700DRGX ってヤツで
バッテリー2個と充電器がセットの品番っすね
定価はなかなかゴキゲンなお値段ですが、探せばそこそこで買えますね
マキタはごひいきなメーカーですが
18Vの何がしはコレがお初につき、セットものとした次第
コイツの売りはやはり締め付けトルクでして
メーカーの謳いでは 600N・m で締められるらしいぞ
サイズ感を思うとものすごいパワーだな・・・
目的外の初使いでしたが、こりゃいい買い物したなと

あ~あ~

ハナシを戻しまして
マグネットローターが外れたタイミングで
スタータークラッチの丸玉やスプリング等のネタがコロコロと転げ落ちまして
そりゃそーだよね、ハウジングが消失してるんだから(汗)
今回はまだボルトが残ってたから中ネタが外れてなかっただけで
ココからさらに放置すれば、かなりのオオゴトになるのは間違いないっす

本来の形

スタータークラッチ自体の輪郭を初見の方が誤解しないよーに
マグネットローターに取り付けた側からの姿?を書いてみましたが・・・
全体を覆ってるハズのスチールハウジングが
何かのきっかけで外れて内部で暴れ、アッチに弾かれコッチで引きちぎられ
見事にクチャクチャになってたっていうコトね

きてるな

最後の砦であったであろうボルト達ですが
4~5山が既に消失していて、緩み止めとして打ったポンチの引っ掛かりで
かろうじて留まってた手ごたえを感じながら外した感じっす
ポンチ打ちする意味は多少なりともあるんだねぇ

マグネットローターの打痕

スタータークラッチを外したマグネットローター側ね
ハウジングが外れ、丸玉の遊びが増えたためか
以前バラしたトキよか打痕が増えてますね
出っ張った感があるトコだけはオイルストーンで慣らしまして
ひとまず再使用しますわ
ちなみにマグネットローターってまだ出るのかなぁ・・・
どれどれ・・・ 3UF-81450-10ねぇ・・・ うっ¥41470(2022.09現在)
インパクトレンチ買えるじゃんかっ
ん~ こずかい貯めよ

ソージソージ

あれだけハウジングが粉々になったワケだからして
その破片達がオイルに混ざってエンジン内を駆け回ったハズ
だもんで、ドレンボルトの鉄粉も多めだったと想像しますが
おそらくはオイルフィルターも同様かなと
最寄りのカバー内にもやはり残留物があったので、ひたすらソージね

小傷

ハウジングが暴れて付いたであろう傷がいくつかありましたね
一応、エッジなどを研ぎ慣らしておきましょうか

エンジン側の傷

エンジン側にもいくつかね・・・ やれやれ

アイドラーギヤ

今回もスタータークラッチとボルト
そしてアイドラーギヤ・ワッシャも新品としたんですが、意外だったのは
スタータークラッチが派手に破損してたワリに
アイドラーギヤの鼻先がさほど傷んでなかったコト
打痕はあるんですが、前回ほど露骨に窪んでないんだよね
前に交換したトキはまんべんなくベコベコに窪んでたけど
スタータークラッチは原型を留めてたコトを思うと
症例は様々なのだなぁと

10年前にココを交換してから変わったコトとしては
バッテリーを lifepo4 化してCCAが高くなったコトと
その後セルモーターを純正流用して出力の高いヤツに交換したコト
あとはプラグもウオタニと高相性のやーつになってるか
今はもう慣れましたが
交換した際はどちらもクランキングの力感があからさまに強くなったので
もしこの時点でスタータークラッチが緩む傾向にあったのだとしたら
緩みに拍車を掛けたとも言えるけど
始動性自体はかなり改善したので、セルを回す時間は短くもなってる
このアタリに
アイドラーギヤが少ダメージだったヒントがあるよーにも思えますが
真意は如何に!?

組付け

もろもろソージを済ませたら新品パーツの組付けとなりますが
マグネットローター本体は前回ほど汚れてなかったけど
クランクシャフトが通るトコのキー溝(四角い窪み)だけは
しっかり汚れが堆積してましたね
ココ、汚れが真っ黒すぎて見落としがちなので、ご注意アレ

スタータークラッチの組付けに際してはネジロック剤が必須ですが
もしかしたら前回は中強度のを使ってたカモしれないので
今回は記憶を飛ばさないよーに(汗)
新規購入した高強度(LOCTITE263)タイプをチョイス
で、多用するコトも少ないので使い切りサイズにしました
あまり気にしたコトなかったんですが
LOCTITEって内容量によって製造国が違うみたいだね 何でだろ?
今回使った0.5mlサイズはアメリカ製で
10mlになると中国製・・・ コリャ知らなかった

組付け完了

あとは車体に組み戻す作業になりますが
どーか緩みませんよーにっ と念を送りつつ・・・(笑)
あ 組付けに際してはインパクトを使ってません
まだ使い方を把握しきれてないので、オーバートルクにしちゃいそーだしね
130N・mでしたっけ? 規定トルクでグイっといってます

ガスケット買い忘れてた・・・

クランクケースカバーを組み付けたら
最後に配線の通り道をチェックしつつミドルギヤのカバーを組み付けますが
ワタクシ、ココのガスケットを買い忘れてました・・・(汗)
だもんで、急遽手作りゆえのブルーガスケットっす
端部だけはマッキーで塗りつつ・・・(笑)

ガスケットデータ

幸いにも
使うことあるかなぁ・・・とか思いつつ
一応こしらえておいたガスケットの輪郭データがあったので
今回はチャチャっといけましたが
部品が出るうちは買った方が多分安上がりっすね

テストラン

そんなこんなでオイルを入れつつのテストランっ
キョキョっドンっ!
先日までドキドキしながらセルボタンを押してたので(苦笑)
精神衛生上もかなーりヨロシ

よーやく2022年のシーズンインっ!(激遅)

戒めの一枚

最後は戒めの一枚を・・・
気になったらなるたけ早めに手掛けるのが鉄則ですね
冬のウチに済ませてたらこーはなってなかったカモしれないですし
ガスケットを買い足す時間もあっただろーし(笑)
Vmax乗りのお仲間さんもどーかお気をつけアレ

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional