TANITA デジタルクッキングスケール KD-321

コレは ツボ を抑えた逸品カモ!

KD-321

カミさん愛用のキッチンスケールが不調となり
次期モデルをカミさん自身が物色してコレ!と名指ししたのがコイツっす
まぁ最近オレが手に入れたA&Dにはおよばないぜ!などと高をくくっていたんだけど
結論から言うと、コレの方がよっぽど総合点高いっす・・・
シロート使いでの塗料計量とかならコッチで十分だったぁ (涙)

TANITA デジタルクッキングスケール KD-321

全貌

キッチンスケールながら、コイツはしっかりとしたハードケースに収まってます(左写真)
日常的に使うモノだからこういったケースはジャマモノ扱いされるだろーけど
計測できる精度を思うと、こういったハードケース仕様がアタリマエなのかもね
ちなみにケースにはフックが付いてるからケースごと壁掛けなんてのも可能
計量器がその精度を欠いたら元も子もナイわけで
どーしてもハダカで置いておけば物を置いちゃったりするだろーから
個人的にはハードケースによる収納をオススメしたいっすね
逆に言えば、コイツはそれだけ高精度のスケールだとも言えるのではないかと

ステンレス皿

ウチのモデル(KD-321)はステンレス皿が付くタイプで、コレの付かないKD-320ってのもあるみたい
ステンレス皿があると例えばパン生地みたいなモノを計量したアトで
取り外して洗浄なんてコトが可能だから、衛生的にもオススメできるカモ
あ おせっかいついでに言うと、ステンレス皿を拭いたりするトキは
本体から取り外して拭くよーにした方がいいです 計量部分に負荷をかけるのは良くないからね
ってか、最近作業場用に入手した A&D HT-500JAC に設定されるステンレス皿を2枚買うと
このタニタ本体が買えちゃうという現実・・・
モノの値段って何?(涙)
本体の色はわずかに黄色味を帯びたシャンパンゴールド(シルバー?)といった色で
好き嫌いは分かれるトコロですが、クセのない色だと思いますよ

裏

駆動は単3電池2個(テスト電池が同梱されます)
底の接点4箇所にはシリコンゴムの脚が付いていて(右写真)
ボタンを押すときに滑りにくくなってますね
特に説明書には表記されてないんだけど、裏に壁掛けできるよーなフック受けがありますね
でもステンレス皿をつけたまま吊り下げるのは多分NG 皿だけが落下する気がします
もしかするとステンレス皿のないKD-320のみ使える部分なのカモ

果たしてその機能は・・・

使用地の設定

A&Dのはかりを紹介した際、キッチンスケールには校正機能がナイなんて書いちゃったけど
何とコイツには校正(キャリブレーション)機能アリ!
その精度はさすがにA&Dより落ちるんだけど、家庭で使うならコレで十分でしょうね
設定はいたってシンプル 出荷時には東京近郊にあたるH5に設定されてるんで
北海道で使うならココをH1に変えればOK
難しいコトは説明書にナイんだけど、つまりは重力加速度を反映させてるんだろーね
もはや自身のHT-500JACがかすんできてしまう程の機能 スバラシイ

計量

使用地の設定ができたらあとはフツーに使うだけなんだけど
コイツが更にスバラシイのは、通常計測(1g単位)と微量計測(0.1g単位)ができる点
微量計測は300gまでで、それ以降は微量設定でも1500gまで0.5g単位になるのだそう
でもってひょう量(測れる重さ)は3000g!
このレンジの広さだけでもA&Dは完敗だ・・・
ただ、やはり測り方による誤差はそれなりにあるよーで
通常モードで2~3g 微量モードで0.2~1.5gほどの誤差をメーカーが公表してますね
ココの誤差をどう捕らえるかがA&DとTANITA選定の分かれ道になるのかも
少なくともキッチンでの使用なら目のつぶれる誤差だとは思うけどね

ミルク機能

コイツの更に賢い点 単位を切り替えての計量ができるトコロ
gじゃなくてmlによる計量もできるのだ!
コレはどーいうコトかというと、通常計量カップなどを目視しながら測るmlは容量
つまり体積に与えられた数値なんだけど
例えば牛乳を200mlと水200mlをキッチンスケールに載せて重量を測ると違う数値になるのだ
コレはそれぞれの質量が異なるからアタリマエのコトではあるんだけど
それゆえキッチンスケールでml計量ができるのは賢い点なのだな
モードは牛乳と水があり、それぞれに近い方の単位で計量することになるみたいだね
ちなみに ml=CC だから、レシピ本の単位はどちらからでも活用できますね

あとトーゼンながら風袋引き計量(容器の重さを差し引いた計量)も可
どーでもいいんですが
風袋(ふうたい)を カゼブクロ とついさっきまで読んでましたよ・・・ アホだぁ

コストパフォーマンス良し!

精度にこそ差があるものの
買い方によっては3500円程度で入手可のコイツは、当方自慢のA&Dはかりに比べて
圧倒的なコストパフォーマンスですね(涙)

キッチンスケールとして見るとやや高価な部類になるのかもしれないけど
その機能は価格以上のモノがあるのではないかと
あとは使い手の目的次第だろーしね

それにしても
自分レベルのシロートペインターならホントにコレで十分だったぞ・・・
ってのが率直なトコロ
まぁその分A&Dはガシガシ使って元を取るとします(笑)

サービスデータ

~ TANITA KD-321 デジタルクッキングスケール ~

最大計量:3000g 最小表示:通常モード→1g 微量モード→300gまで0.1g 300gから1500gまで0.5g

電源:DC3V 単3電池(R6 15C AA)2本 消費電流:5mA オートパワーオフ:約6分

-本体寸法(当方採寸)-

ハードケース外寸
175×264×47.5mm(W×D×H)
本体寸法
150×210×34.5mm(ステンレス皿含)
150×210×34.0mm(ステンレス皿なし)

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