MAKITA CL100D・MAKITA CL140FD 充電式クリーナー

どのカテゴリに入れよーか、ケッコウ迷いました

CL100D_CL140FD

マキタのハンディクリーナーとの出会いは
意外にもカミさんがコレってどーなの?という質問からで
どうやら密かに (でもないか) 女性の間で評判がいいらしく、ならばと調べてみることに
で、充電式ってのを念頭に他社と比較してみると、なるほど コイツの人気が高い理由ってのが分かった気がしました
それらをふまえてカミさんの用途を確認後、購入に至りました もうかれこれ2年くらい使ってるかな
ウチではほぼ毎日活躍してますよ

MAKITA CL100D 充電式クリーナー 

全体

家電モノの掃除機から見ると少々アカ抜けてないデザインに見えますが、余計なコトしてないカタチとして見ると、コレはコレで個人的には好みです むしろ疑問なのは、何で家電の掃除機ってあんなにサイバーなデザインだったり色使いなんだろうね・・・

はてさてコイツの人気理由その1としては、軽さ(0.88kg) オトコには気付きにくい点だね なぜならヒト・モノにもよるけど、重い方が落ち着く傾向がオトコにはありませんか?
でもこういったチョイ使いのクリーナーではケッコウ大事なポイントかもね
次に充電効率 詳しくは下で書きますが、リチウムイオン電池を採用したことで充電時間の短縮と、継ぎ足し充電ができるのはかなり評価できる点 バッテリーツールを取り扱うメーカーだけのことはあります 家電メーカーにもこういった充電式クリーナーは存在してるけど、モノによっては6時間充電して使用時間10分なんてのもあるから、充電時間と使用可能時間はどのメーカーにするにしろ、必ずチェックです!

ゴミ集積

本体を分割するとご覧のとーりで、プレフィルタなるPP樹脂の枠にメッシュが貼られた筒にフィルタを挿し、それを本体に装着してから外筒を組み付けて準備完了って感じ この外筒に入る分がゴミの集じん容量(600ml)になります 吸い込んだゴミをこぼさないよう、外筒内部のパイプ穴部分には、逆支弁的ゴムフタが付いてます(上写真)
ゴミを吸い込むと、プレフィルタにゴミがまとわり付くんでゴミを撤去する際、多少なりともゴミを触る必要がありますね ココは好みが分かれるカモ また、プレフィルタを通り抜けた小さいチリ等は中にあるフィルタに付着します このフィルタ・プレフィルタ・外筒の三点は水洗いできるんで、定期的な手入れのしやすさは問題ないっす 但し、フィルタは不織布っぽい素材である程度洗浄を重ねるとヤレてきます(写真のフィルターは10回程度洗ってます) その場合、交換用のフィルタ(A-43963)があるんで、交換可能です 洗うのがメンドーな方には10枚セットや30枚セットなど、徳用パックなんてのもあるからそっちがいーかも 

リチウム10.8V

要のバッテリー コイツは10.8Vのモデルです マキタに限らず工具メーカーのバッテリーツールは、同じバッテリーで違う道具を駆動させられる点が特徴だったりしますね コイツもそう多くはないけど、充電ドリルやインパクトドライバー、生垣のバリカン!や噴霧器等々で同じバッテリーを使いまわせます クリーナー単体として見るとケッコウお高いモノなんだけど、ほかの道具と併用すると考えるとナカナカどーしてお値打ちです
ってか価格の半分はこのバッテリー代と言っていいくらい やはりリチウムイオン電池は高いのだ・・・ でもそれまで主流だったニッカド電池と性能比較すると、高いなりのアドバンテージがリチウムイオン電池にはあります ニッカドの詳細は省きますが、使い切ってから充電することで本来の性能を発揮するニッカドに対して、リチウムは継ぎ足し充電ができたり、一度充電した電力を放電しにくかったり、バッテリー自体を軽量にできたりなどなど、それまでの泣き所をかなり克服した電池らしいのだ

充電器

充電器は7.2Vモノ(マキタ製)にも使えるんだけど、充電方法がやはり工具寄りではあるね 家電掃除機だと本体をガチャっと据え置いてそのまま充電なんてのが珍しくないけど、コイツはバッテリーを取り外してから充電っていう手順です 工具慣れしてるヒトには違和感ない動作なんだけど、家電寄りに見ると少し手間に感じるかもね

それとは別にできれば改善してもらいたい点として、基本的にこの充電器にはスイッチがないんだけど、コンセントに接続するとバッテリーの装着にカンケーなくパイロットランプが点滅し続けるワケ つまり点滅がイヤならコンセントを外さなくちゃいけません もしくはスイッチ付きのタップやコンセントを使ってON/OFFを切り替えるかのどちらかです
でも日常的に充電はするワケだから、パイロットランプの点滅は注意を促す意味で残したまま、充電器本体のスイッチがあると手間がひとつ省けると思うんだけどなぁ 
このあたり、あくまで業務用のスタンスなんですかねぇ

MAKITA CF140FD 充電式クリーナー

比較

充電器に注文を付けつつも、カミさんは使い慣れた様子なんでヨシとします(笑)
さてお次は、ちょうど上のクリーナー導入時期にくたびれつつあったニッカドバッテリ式の充電ドリルやインパクトを更新すべくイロイロと物色していて、完全に工具目線で入手したクリーナーです 上でもチラっと書きましたが、このバッテリーシリーズの拡張性が導入のポイントでした でもってクリーナーに関しては、インパクトドライバのオマケというかついでに入手したんだけど、なかなかコレが使えるのだ!
このシリーズは14.4Vで、使いまわせる道具が48種類!バッテリーさえあれば道具の導入時には本体だけ買えばいいし、充電器の設置スペースも一箇所でコト足りるワケ
48種の中にはいくつか後々使いたい道具もあったし、わりかしマキタがスキ(根拠ナシ)
でもってこのクリーナーはその第一弾って感じ バッテリーなしなら数千円で本体が手に入るからね ついでのはずが、今となってはマストアイテムです(笑)

CL140FD内部

集じんの方式やフィルタの品番などはCL100Dとほぼ共通 集じんの容量は650mlと50mlばかりコチラが大きめ モーターのチカラ・仕事率はコイツの方がかなり高いです(CL100D仕事率-14W CL140FD仕事率-25W)
まぁバッテリーのパワーが違うから差が出るのはトーゼンなんだけど、仕事場では吸い込むゴミがそれなりにかさばるんで、ケッコウしょっちゅうゴミの撤去をしてますね

どちらのモデルにも共通して言えるコトなんだけど、排気をキレイに・・・的なコトはあまり考慮されてません というより多分出し放題 コレ、気にするヒトは気にする点かもね 
でもマキタもそのあたりは考えているようで、紙パック式のモデルもあったりします ってかマキタのクリーナーってかなり種類が豊富で、この手のクリーナーだけで10種類以上アリ 中でもウチの2台は業務用寄りのモノゆえ、排気し放題とも言えるのかなぁと

ノズル

色は違うけど、どちらも延長ノズルは先端部分含めて同じ 写真ではCL100Dにサッシノズルが装着されてないけどちゃんと付属してます T字部分の可動は動きに引っかかりとかがなくてかなりスムーズです でも家電掃除機のようなカーペット用とかフローリング用といったギミックの切り替えはありません まぁ仕方ないね

あ まったく触れてなかったけど、両モデルともスイッチはトリガー式で、握り部分に付いたスイッチを一緒に握ることでスイッチオン スイッチから指を離せばオフになります 
握り加減で強弱の調整はできません あくまでオンオフのスイッチですね
そのアタリを考慮したモデルが最近出たようで、スイッチがトリガーではなくプッシュボタン式で一度押せばオンの状態が維持されるようです しかも押す回数で吸引力の強弱が調整できる! 新たに導入を検討されてるヒトにはコッチの方がオススメかも・・・

CL140FDライト

コレは特に現場などで重宝する機能だろうけど、スイッチに連動したLEDライトが付いてます 日常的にコイツはハッキリ言って不要かな でも、暗がりなんかに攻め込むトキ、意外と便利だったりもします 欲を言えば独立したスイッチが欲しかったトコロ まぁLEDだから消費する電気は微々たるものではあるんだけどね
照度は一灯式とはいえなかなかのモノ 最近のLEDはホントに明るくなったよね

スペースが余ったんで、コイツの見た目についてちょっとだけ カタログなんかではフツーの白に見えるんだけど、実物は少し青みのある白でちょい安っぽいってのが正直なトコロ ド派手指向が続く電動工具の中で白を取り入れてる数少ないメーカーだけに 白 の使い方にもこだわってもらいたかったなぁ 惜しい!
安っぽさを緩和させるべく、文字ステッカー貼ってみたりしたけど・・・センスないね

CL140FD充電器

ハナシを戻して、コイツの充電器はかなりデカいです CL100Dのモノと比べるとご覧のとーりで、倍以上の違いがあります というのもコイツは急速充電器で、使ってる部品もそれなりにデカいのだろうとソーゾーしてます
急速ゆえなのか、内部には冷却ファンのようなモノがついていて、充電を開始すると昔のPC並みに音を出します まずいなぁ・・・ 中が見たくなってきた・・・

音はそれだけじゃなくて、充電開始と終了時にメロディが鳴る機能付き しかも5種類からセレクトできるというゴージャス仕様? それにしても何でこういったメロディにはもれなく - エリーゼのために - がチョイスされるんだろーね(笑)
充電時間はなんと20分!連続使用時間も20分! コレはかなり立派です
ちなみに上のCL100Dだと充電時間は50分で、連続使用時間は12分とのこと 比較すると少なく感じるけど、充電式クリーナーとしては健闘してる方です

バラシちった



興味本位で・・・バラしてみました(爆) もうただただ見たかっただけです 中はソーゾー通り基盤に付いてる部品がCL100D用の充電器より大きく(実はコッチもバラしてます)、冷却ファンもしっかり付いてました さぞかしコンデンサ類が熱くなるのかと思えばそうでもなくて、放熱?が目的と思われるアルミ板のみが熱を持ってる感じ
ふーん へぇー と、ひとしきり眺めてフタ閉めて・・・
コレはムダな時間だったのか? イヤイヤ、のーみそのシワがちょい増えた ハズ

14.4V

今回は掃除機がメインだったんでコチラ中心だったんだけど、実際はこのインパクトドライバが本丸で、それまで使っていたニッカドものと比べると飛躍的に能力が高いです
あとは能力が高いのにサイズがコンパクトになってる点も見逃せません でもって全体を覆う白が実にいい白 そのうち詳細をアップしますが、この白がいい色だったんで迷わずクリーナーを導入しただけに、安っぽく感じたんだと思うなぁ

14.4Vシリーズでイマいちばん気になってるのは丸ノコ 切断能力は制限されるけど、ウチのような仕事だと小回りの利き具合が重要だったりするから、必ず役立つと思うのだ

とかなんとかしてるうちに、ついにバッテリーは18V時代に突入してるのだ!(涙)

それはさておき充電式クリーナー、サっと出してパっと使ってチャっと片付けられるのはやはり便利 イマや作業机ヨコに専用スペースがあるくらいだからね(笑) 

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional