BOSCH PEX 270 AE ランダムアクションサンダー

DIYツールだけど、細部までよく考えられてます

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木工作業時、塗装前に肌を一定にさせる目的で導入
導入時の条件は回転数の調整可、ランダムアクションなどなど
そういった意味ではバランスのとれた道具だと思います
どーでもいんだけどコレ、初めて見たときからコブ鯛に見える・・・

電動サンダーは削りカスとの闘いである

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コブ鯛に見えるのはこのヘッド形状が理由だね 手で握りこむコトを想定した結果なんだろうなぁ 確かに保持しやすいです メインスイッチはロックがかけられるんで、連続作業時に押し続ける必要はありません サンダーものには必須機能だね
 
ヘッド部側面に電子無段変速のダイヤルが付いてます 標識的に1~6までの目盛り付き 低速時の方が熱はけが悪くなるんで、本体が熱くなったらダイヤルを高回転にして空回しすると外気を取り込んで冷やすことができます
また、モーターにはアイドリング機構(無負荷時の回転を制御)が付いていて、研ぎ始めの材料へのキズ付きを防いでくれます 
ケーブルは二重絶縁構造なんでアースは不要みたい 同形状でPEX270Aってのもあります コイツには無段変速が付いてないんだけど、最高回転数は同じだから拡張性を考えると変速機能は付いてた方がいいように思います

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この機種のポイントその2として、マイクロフィルターシステムがあります 構造はシンプルで、モーター同軸に空気を吸い上げるプロペラが付いていて、吸い上げた空気(ダスト)をこのボックスに流し、フィルターで粉じんをろ過させてきれいな空気に戻すのだ

実際のところ使えるか?結論は使えない事はないって感じ
粉じん発生後、すぐに宙を舞うような微細なダストは確かに吸い込んでます
削り粉ってくらいの比較的粗めのダストは吸いきれないようです コレは構造上仕方ないかも 掃除機ではないからね 機能は仕方ないとして、気になるのはボックスがでかいコト 制作物にもよるけど、機動性を重視した作業時にこの突起は少しジャマです

ポリッシャーとして使うならこのボックスは外しておいた方がいいっすね 

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積極的にダストを回収したい場合、別売りでジョイントアダプターがあります コイツを装着してから集じん機のホースを接続すれば、マジクロ面に開いた穴から常に吸じんすることになり、ほとんどダストは発生しません 
このジョイントアダプターはボッシュの集じん機に最適化されてます
(外径28Φ内径24.5Φ)
所有する集じん機のパイプによっては径を変換させる必要がありますね

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ウチの集じん機(日立製)にはアダプター外径が少し小さいんで、つなぎのジョイントを探したトコロ、配管用塩ビパイプに近いものがありました 内径13Φを内径20Φに変更するジョイントです サンダー本体には無加工で装着OK 集じん機側ではまだ若干緩いんで、ハーネステープを巻きつけて微調整しました
また、集じん機にスイッチ連動コンセントが付いてるんで、そこにサンダーのケーブルを挿せば、サンダーのスイッチオンに連動して集じん機も稼動します
 
少しシステムがごつくなるのは一考の余地ありなんだけど、作業後にダストが舞わないってのは思ってた以上に快適です サンダーによるダストってケッコウ広範囲に舞ってしっかり降り積もるから、後々の掃除が思いの外タイヘンです ま カラダにもいいことはないんで、作業と同時に回収できる仕組みをつくることをオススメしておきましょう
それがムリでもせめてマスクくらいは装着すべきですね

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ボッシュには何だかいろんな種類のサンディングペーパー・クロスが用意されていて、どれもそれぞれ魅力的です 穴の位置が合えば他社製のものでもトーゼン使用可です シングルアクションに比べて切削力が低めなんで、粗い番手のサンドペーパーでもケッコウ滑らかな仕立てになりますね このあたりはテストしつつ自分の好みで使い分けるといいっすね このシリーズで気に入ってるのは、ポリッシングパッドで、木の表面を磨きこんだりする場合に使い勝手がいーです

また、少し外径が違いすぎますが、ポリッシャーで使う微粒子スポンジを装着すれば、ハード2以降の微細なコンパウンド対応のポリッシャーにもなります ランダムアクションで偏芯するから、バフ目(オーロラマーク)消しにも有効です
と、知ったかぶりましたが、このサンダーをポリッシャーに転用することに気付いたのは最近です(汗)サンダー=木工っていう固定概念がジャマしてましたね(反省)

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