1998年のワタクシ事

ちょっと長くなりますよ・・・

雪山チャレンジ!

ついにドカっと降りましたが・・・
コチラ札幌は、つい先日まで路上に雪がナイ状態でして
マジでヤマシギ号出動かぁ? なんて思えちゃうほど (笑)
そんな中、久々に訪れたPBCにて(モチロン車でね)
大将が最近バリバリこなしてる製作ブツを拝見したり、バリスタのコーヒーを頂いたり (笑)
またもやトコロさんからのお土産を頂いたり(感謝っす!)しつつ
その傍らでは
いそいそとブランニューのオフ車を躊躇なく自分色に染めようとしてる若い御方
聞けばスパイクを履かせてウリャ! とか オリャ! とかするらしい
新車で・・・ (いい根性してます)
こういったモードに入った場合
誰が何を言おうがやらなきゃ本人は気が済まないワケで (笑)
溢れんばかりの情熱をコトバの端々に感じつつ
ウンウンと頷くおじさん
若かりし頃、当方も似たよーなコトをほぼ同じ熱量でやっちゃってる手前 (汗)
そもそもどーのこーの言う資格はナイのだな

冷気が 痛い コトや
走るコトでその冷気は更にパワフルかつ凶暴になるコト
だもんで、気付けば手先足先が他人のよーに言うコトを利かなくなったり・・・
一方で
オンシーズンにはなかなか味わえない 超パリッ とした空気の密度感や
寒空の中、パタパタと回り続けるエンジンに感じる絶対的な信頼とカンドーや
極寒を忘れてしまうほど満点の星空を
あたかも独り占めしたかのよーな中、単車で疾走するロマンもしくは自己満
ミラーバーンの路上にて
WRCヨロシクな車を数秒で点にしてみたり
更にその数十秒後、鬼のイキオイで抜き去られたり (笑)

コレばっかりはやったニンゲンにしかワカラナイもんね
さてさて 冒険 の準備はどーだい?

DIVERDOWN製作中DIVERDOWN製作中02

しばし若い頃のオハナシを
10代後半、春夏秋冬新聞配達のためスズキのバーディ(4st)で駆けずり回っていたコロ
自分の脚はまだバイクだけ・・・
当時お付き合いしていた女性は田舎にいて
コイツ(バーディ)で今すぐにでも走り出したい!なんていう甘酸っぱい思い出アリ
とはいえ明日も明後日も配達はあるんで行けるワケもなく
元旦の朝、大きな交差点を絶叫しながらカウンターをあてたりして・・・
なんていう想い出が
やがて 冬の北海道横断! っていうカタチに変化し (謎)
10代の しこり をうちのめすべく
20代後半、静かにプロジェクトが幕を開けたのだな

TESTRUN開始

当時たまたま入ったどこかのトイレで見たカレンダー

準備万端な挑戦は 冒険 であり、そうでなければそれは単に 無謀 なだけである

的な標語?が隅に書いてあり
なるほどごもっとも! と、用を足しつつもミョーに感銘を受け (単純)
晩秋に仕上がった SEROW” DIVER DOWN”号 を体に馴染ませるべく
シェイクダウン&色んな路面状況走行を開始
当時住んでたトコは家を一歩出ると大自然・・・な場所につき (笑)
テストランには事欠きません
なかなかキョーレツな思い出は、風の強い日に積もった雪を切り裂くべく
誰も走ってない新雪ふっかふかの道を疾走中
先に吹き溜まりのよーな盛り上がりを確認
目測的には30cmくらいのモノだろーと判断し、突っ切ろうと加速したんだけども
どーやら6~70cmの山だったよーで (汗)
前脚が雪につかまった途端にDIVER DOWN号は急停止・・・
トーゼン乗り手には慣性が残ってるので あ~れ~ と前方へ放り出され
数回転げ回ったトコロでよーやく停止(ふかふかにつき無怪我)
で、愛機を見ると 八つ墓村 のよーに前脚が雪山に刺さった状態で自立 (爆)
なかなか神々しい風景でしたねぇ・・・

画像の説明

その後、テストランと装備の見直しを繰り返し
コレなら行ける!と自身で判断
しかしながら、万が一の際に他人を巻き込むのは迷惑この上ナイので
クルマの少ない深夜でなおかつ往来の少ない太平洋ルートを選択し
遭難?に備えたアイテム(火の元・食料等々)も携え
釧路に向かっていざっ!
圧雪・アイスバーン・ミラーバーンと
海沿いルートに沿って路面状況は変化しつつも、淡々と走り抜け
メインイベント?となる天馬街道は最も得意とする路面だったため(ややふかふか)
ヘッドライト左右に付けた自称 コーナーリングランプ を点灯させ
しばし 走り を堪能

DIVERDOWN 満喫後

しらじらと夜が明け始めたトコロで緊急撮影会なども開催しつつ下山
次なる敵は圧倒的な寒さ(-18℃ナリ・・・)
ハンドウォーマーに貼り付けたホッカイロはいよいよ凍り始め
手足の感覚が怪しくなったトコで暖をとり、万全の体制を維持

釧路まであと50kmくらいっていう道中
対向車線のずーっと遠くに1個だけのライト光を確認
玉切れのクルマかなぁとか思いつつ、よくよく見ると・・・ バイクだっ!
あいつ、アホだぁ・・・
と、多分どっちも思ってただろーけど (笑)
すれ違うコロにはピースサインだけじゃ収まらず
両手を振って互いを称えあったりして
この瞬間、体温がちょっと上がったカモ (ナチュラルハイ?)

SIMPSON SB5改?

銀塩ネガスキャン&一部切り出しにつきピント甘甘で失礼・・・
前年にカブでチャレンジしたトキの失敗を教訓に仕立てた?SIMPSON SUPERBANDIT 5
雪上に時下置きしてんじゃねーぞ・・・ オレ
アイポートの型紙を作った後、それを持ってスキーショップに行き
極力ピッタリ収まるゴーグルを入手
で、吹雪のトキにバイザーは必須と痛感したため
オフメットのバイザー傷防止?の透明(多分ポリカ)カバー的なヤツを貼り付けました
ま 黙ってオフメット買えってハナシですが・・・

そんなコダワリと思い込みで挑んだ北海道横断(片道トータル9時間くらいかな)
低い鼻を高くして実家に無事到着したものの
この挑戦がオフクロの心配度をMAXにさせたせいか、久々に怒られたなぁ・・・
心配すぎて、帰路は中間地点までついてきたくらい (笑)
でもまぁ こーいった心配はあまりかけるモノでもナイんで
横断ミッションはコレっきりとしましたが
当方の人生において、すっごく大切な経験だったとイマは思うよ

若い情熱に触れ、触発されちゃったのか
ついつい記憶の隅にあった昔話を書き倒してしまいましたが (汗)
長々となんかスイマセン・・・

雪道バイクを勧める気は毛頭ありませんが
そこここに準備万端で挑む 冒険 は沢山あると思うので
くすぶってる 何か がもしあるなら
着火させてみるのもいーカモ

しかしまぁ クリスマスと無関係だな・・・

ちょい嬉しい訂正&スペックアップの報告をします

ウッドラック

ガラっとハナシは変わりまして
作年秋ごろ書いた MODELERSMIND にて
マテリアルで紹介してる ウッドラック のステッカーがキレイに剥がれない・・・
なんていう不満を書いたんだけども(上写真が当時の剥がした後)
先日補充したウッドラックのステッカーを剥がそうとしたトコロ

コリャすばらしい

剥がすキッカケ作りは相変わらずなものの
明らかに粘着度合いが調整されていて、ペリっと簡単に剥がれるぞ!
剥がすコツは、カッターナイフを間に滑り込ませると楽チンかな?

ウッドラックはやはりサイコー

でもって剥がした後もまったく下地を痛めてない!
思わず オ~ッ! って唸ったね いやはやスバラシイ
まさかココを読んで対応してくれたワケじゃないだろーけど (笑)
こういった進歩は問答無用にバンザイっす
だもんで、1年前の不満は一掃されたので
スペックの訂正及び報告を取り急ぎさせてもらった次第
今年は80~100枚程度活用しましたが
来年もお世話になります!

コレまたクリスマスと関係ないっすね・・・

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