添景作りと思い出話 そして北海道からの送電
一見、コールスローのよーにも見えますが・・・
スタディモデルの見映えを演出できるであろう樹木の作り方
用意するもの
カラースポンジ : 適宜
木工用ボンド(スペシャルブレンド仕様) 通常の木工用ボンドでも可 : 適宜
水 : 適宜
木なのだ!という思い込み : 大さじ5杯
これらをしっかり混ぜ合わせ、針葉樹・広葉樹など樹種の指定があれば
それっぽく見えるようにカタチを整え、必要数プラスアルファで作るとよいでしょう
樹木自体が大きくなる場合、あるいは材料消費を抑える場合
発泡スチロールやスタイロフォームで基本形状をざっくり作っておいて
その周りに上記したスポンジを貼り付けていくという方法もいいカモ
施設の内容や既存木をそれなりに再現したいなんて場合は別の手法も使うんだけど
短時間で数百本なんて場合、大体この方法で作ってますね
ちなみに今回は大小合わせて250本程度 あとは1日ほど乾燥を待って幹を挿していけば完成
スタディモデルにもイロイロ段階があるから、完成に近い内容なら幹は茶色で着色
今回はラフプランの上に超が付く短期制作ゆえ(涙)、幹は白いままいくことに
さて、乾燥を待ってる間にベース台の骨格作成だ!
樹木作りにはいくつか思いだすコトがあって
この仕事を始めて2年くらい経ったコロ、あまりの忙しさにボスがアシスタントを雇ってくれたんだけど
カレが入社(見習い)した前後で挑んでいたのが樹木4000本!の作成
挨拶もそこそこに作り方をレクチャーし、朝から翌朝までひたすら樹木作りってのが数日
入社早々この状況ってのがカレに良からぬ作用をしたのかはナゾなんだけど
夜の7時を過ぎたアタリから飯はいつ食えるのだ?というギモンちゃんに変貌
まぁこの状況だから 腹が減っては戦はできぬ じゃないけど、早々に買出し
お腹も十分に満たされ、再び作業開始
で、10時を過ぎたアタリで今度は、 おやつは? というギモンちゃんにアップグレード(笑)
コチラもヘロヘロだからまともに相手をせずシカトしていると
おやつがないと手が動かない!と地団駄を踏む始末・・・
このヤロー・・・ どうなだめても収まらず
仕方ないので おやつ を買いに再び買出し そんな日が数日
すったもんだありつつなんとか仕事を終えたトコロで
オレ・・・ 辞めるっす・・・ と、ギブアップ宣言 ま 向き不向きはあるからコレばかりは仕方ない
っていうか このヒト向いてない・・・ と、密かに思ってはいたんだけどね(笑)
そのワリにしっかりしてる?トコロはしっかりしていて
入社9日目にして退職金と失業手当の心配と、ボーナスに換算すると・・・(呆)
んなもんあるかぁ!とさすがに一喝したけれど、予想してない角度から浴びせられた最後のギモンでした
後にカレは 福利厚生くん と命名され、社内で語り継がれましたが
イマもまだどこかで おやつは? などと言ってるんだろーか・・・
イヤ、改心して偉いヒトになってるかもなぁ(笑)
北海道からの送電
本州の停電にまつわる報道等を見ていて
北海道からも送電できないのかなぁ・・・ と感じる道民の方も多いかと
自分もそんなヒトリでしたが、ふと15年ほど前に作った模型のコトを思い出しました
札幌からだと函館に入るちょっと手前に七飯町っていう町があるんだけど
そこに電力変換所ってのがあり、青森の上北変換所と海底ケーブルで繋がっていて
季節によって電力の不足分を補い合うという施設 (かなりざっくりな解説ですが)
北海道のヒトでも意外と知らない方が多いかもしれませんね
コレがあるなら稼動してるのでは?と思い調べてみると
地震による設備・インフラに問題のナイことが確認できたため
3月13日から送電しているようです
トーゼン不足分を全て補えるワケではありませんが (送電量60万KW)
北電もがんばってるんだなぁと ちなみに送電に伴いコチラが停電になるということはないようです
コチラはありがたくも早急に節電が必要ということではないようですが
気は心です
これを機会に、ムダ使いをしてないかを確認してみるのもいいかもしれません
イマは誰か・何かを糾弾する段階じゃないと思ってます
初動・情報の混乱や遅れは否めませんが、少なくとも現場の方々は事態の打開に懸命なハズ
自分達の分も頑張ってくれているんだと思うと、コレ以上状況が悪化しないコトを願って止みません
そんな 気 を送り続けていこうと思うのです