深夜奇行 ~失敗は成功と妄想のモト?~
よーやくひと段落 で、妄想をヒトツ・・・
ネジ・ステー・ミラーへの執着に一定の落ちどころを見つけ
ひとまず走行可能な状態になりました どーしても走れる期間が限られるコチラでは
せっかくのいい季節を イジリ で終えるのはかなりもったいないっす
だもんで、必然的にイジるコトは平日深夜となり、週末までには雨だろーが走行可能状態にしておくのが鉄則
とはいえ部品の待ちやなんかで仮モノ作りが必要になったりして
結局3週の間にリザーブタンクのステーは4回変わったね(笑)
それゆえの深夜奇行ではあるけど、それがまた楽しかったりするのだな
とはいえ全てが思い通りにいったかと言えばそんなコトはなくて、少なからず失敗もあります
でもそんな失敗の向こうにノウハウがあったりもするから、ブレイクスルーを目指してスッタモンダやるワケですが
今回ブリーザータンクの設置にあたりテストしてみたのが、タンクから伸びるニップルの角度変更
検体はブレンボカップ使用につき使わなくなったニッシンのスモールカップ(斜め出し)っす
試しにポケットトーチ(100円ライターのガスを使うヤツね)で曲げたいトコをピンポイントで炙ってみました
熱が回ると半透明の樹脂が透明になりますが、やりすぎると燃えます・・・
透明化したトキが曲げのタイミングで、任意に曲げて再び半透明に戻るまで曲げの状態を保持します
それで出来たのが上の写真っす 今回はそのまま炙りましたが、砂詰めすればパイプの歪みは抑えられるカモ
それでも樹脂の特性的にキツイ曲げは厳しいかなぁ
テストピースは若干ひしゃげましたが、コレでも一応漏れはナイっす
ただ気になるのが、熱をかけたことで組成が変わって耐フルード性等に影響が出ないのか?ってコト
技術的に 曲げる コトは可能っぽいけど、耐久性には?が残るんでオススメではないね
とりあえずフルードを満たして放置後の経過を見てみますか
どーせ使わないならってコトで、クラッチマスターに付属する交換用ニップルでも同様のコトに挑戦
但し、コチラはもうちょいマジメに取り組むべく、熱をかけたくないトコを耐熱グラスウールで養生
パイプ内にも砂を詰め、シロートが出来うる限りの下準備で挑みます
で、まずはホットガンで加熱 コレで曲がってくれればバンザイなんだけど、ウンともスンともいわない状況・・・
となるとやはりトーチか・・・ 恐る恐るトーチをあててみると ブリーザータンクとは違う状況で
少しずつ軟くなるというよりは、あるタイミングで一気に溶解するよーな感じ
さすがにフツーのABS樹脂ってワケじゃないよーだねぇ・・・
それでも既に引き返せない状態なんで、少し曲げクセをつけて固めたのが上写真っす
一応漏れはナイんだけど・・・ コレ、使いたくないよね(笑)
そんなワケで採用できる成果は得られなかったんだけど(涙)
グラスウールの遮熱性は証明できたかな 隠してないトコしか溶けてないでしょ?
まぁ こんな失敗もどこかで役立つかもしれないから ケーケンの引き出し にしまっておきますかね
ニップルの向きって、ハンドル上での取り回しに大きく影響するし
ココの取り合いで試行錯誤してるのは自分だけじゃないと思うんだけど
今回アクティブのクラッチマスターを手にしてメーカーに提案したいのがまさにココ
ブレンボ系・ニッシン系で2種類のニップルを付属してるのはスバラシイ点
つまりココはパーツの差し替えができるワケだから
上でテストしたよーな曲げ角のあるニップルを別売してはどーかと
クリップオンとバーハンドルで取り出したい方向はケッコウ違うハズだから
例えば20・30・45・60度曲げくらいのラインナップでパーツ供給があれば
取り回しのしやすさでブレンボに対抗する 強み を得られると思うし
汎用品としての懐具合も増すと思うんだけどなぁ どんなもんでしょ?
と、深夜コゲ臭い中で妄想するのだった・・・
例えばこんなカンジ・・・ 妄想しすぎか?