休暇中の出来事 vol.2

帰省の際に必ず伺うおじさん宅で、今回もイロイロ頂いてきましたよ

IUCHI SCALE

何を隠そう実はまだ休暇中・・・ 世間の皆様スイマセン
そんなワケで帰省時に頂いた道具なんかを清掃・整理しつつのご紹介っす

上の写真はもらってきたモノではないんだけど
おじさん宅に飾られてるかなり古めの上皿棹はかりっす ひやぁ、かっこいい
現在も井内衡機としてメーカーはこの業種に存在してますが、ロゴは若干変わったよーです

なんかとりあえずステキ

はかりとしてのパーツが不足していたよーで、おじさん自作のおもりを組み合わせ
バリバリ現役なのだそう コレはやはりおじさん宅にあるべき逸品だな

道具としての魅力もさることながら
ロゴマーク(文字含む)のなんとも秀逸なこと! 懐古趣味というなかれ
文字の字間・大きくシンプルなデザインのマーク等々、デザインをする上で学ぶ点が多々あります
こういったたたずまいを古く感じないよーな見映えでイマに創り上げたいってのが
ぼんやりではあるけど自分の目標だったりしますねぇ

マジもんのトースカン

頂き物その1 マジもんのトースカンっす!
この業種の方から見れば何てコトない道具なんだろーけど
お手製トースカンしか手にしたことのナイ当方にとって、ホンモノだぁ・・・ といった感動アリアリ
こうなってくるといよいよ定盤だ・・・ (オレは何処に向かうんだ?)

小物たち

その2として他にも外パス・内パスやマイクロゲージなどもアリ
この辺は単車のパーツ作りですぐにでも活躍しそうな道具だね

ノギス01

その3はおじさんレコメンド?の両面ノギス
ミリと尺!そしてインチ表記のあるノギスです・・・ ノギスです・・・ ヒロシです・・・(?)

ノギス02

日常的にミツトヨのノギスを使っているんだけど
コイツの方が金色部分の形状のせいか、引き出しやすいといった印象
測れるのは20センチ・7寸・8inchまでなんだけど、なんだかお得感のあるノギスだね
昨日今日じゃ出せない 味 のあるヤレっぷりがステキな逸品っす

砲金

その4は道具ではなく素材なんだけど、砲金の無垢材っす
パッと見真鍮のよーだけど、組成はなかなか違うよーです
恥ずかしながら当方、砲金という名称を初めて知りました・・・
ま こうして触れるコトで何かを知ろうとするきっかけになるのはうれしいコトだけどね
早速イロイロ調べてみると真鍮(黄銅)は銅と亜鉛で構成されているモノで
その比率は様々ですが、銅70%・亜鉛30%もしくは銅60%・亜鉛40%のものが一般的のよーです
砲金は銅80~85%・亜鉛1~9%・錫5~10%らしいっす

青銅と砲金は一緒と考えるヒトもいれば厳密には違うという方もいて
何の予備知識もナイ当方としては結論に達しないんだけど
真鍮(Brass)・青銅(Bronze)・砲金(Gunmetal)と、英語だと明確な違いがあるんで
成分はほぼ同じとしても構成比率で境界線があるのかもねぇ
詳しい方にゼヒ伺ってみたいもんです

せっかくの素材なんで単車パーツにできないものか、PBC大将に要相談っすね

お次は釣り道具(リール)だっ!

リールイロイロ

そもそも釣り(漁?)はオヤジではなくこのおじさんに教えてもらったのが多分最初
食べるための釣りしかしないおじさんは
その魚が生息してるエリアにもコダワリがあって、渓流釣りは上流が基本
幼少期、初めて連れて行ってもらった渓流も、イマ思えば川幅2mないよーな小川だったカモ
しかもそれは 釣り ではなく 漁 もしくは 捕獲 だったのだ(笑)
川っぺりの日陰におじさんが足をジャブジャブ突っ込み
下流側で網を沈めて待機するオレに向かって逃げるヤマメを捕獲するという
追い込み漁みたいなのが渓流魚との出会い
そのせいか、釣り好きの相棒に連れてかれるまで、渓流は漁をする場所だと認識してたくらい
おじさんはイマでもバリバリの釣り人なんだけど
もう使わないヤツだからとコチラもアレコレ頂いてきました

DIAMONDRYOBI

エントリーサイズのリール3個はなかなかのオールドモデル
DIAMOND(大森製作所)の ProLine No.1 ・No.101、リョービの277ってヤツ
どれも使用感こそあるもののばっちり使えるし、よくよく見るとミョーに作りが良い
おそらくは自分のトコにあるよか リール道? をひた走る方に譲るべきなのかも
おじさんの了承は得てるんで、知り合いの方はご連絡を 差し上げますよ

DAIWA ST-200DAIWA ST-200 02

コレはおじさんも貰い物で使ったコトはないらしいんだけど
DAIWA Dynamic ST-200 っていう両軸リール とりあえずデカイ・・・
ライン(テグス)はタコ糸みたいにぶっといし・・・
聞けばオヒョウ狙いで使ったんじゃないかとのコト あのカレイのお化けみたいなヤツかぁ?
そーなるとこのサイズにも納得できるんだけど、使うか?オレ・・・
一応分解清掃しつつ即用可の状態にはしてみるけどね(メカニズムには興味深々)
コチラも知り合いの方ならお譲りしますよ いやぁ何度見てもデカイ・・・

それにしても 安物買いの銭失い をしないおじさん
古い道具達ながら、どれも MADE IN JAPAN が何とも誇らしく
作りを見ると、こんなシロートにも日本製品が世界で称賛されてきた理由がよくわかります
最近はモノによって日本製でも怪しさがチラホラ見え隠れするモノもなくはないんだけど(哀)
この国を支えるのは
愚直なほどに丁寧でしっかりとしたモノを生み出す精神もそのひとつではないかと
自分もそうでありたいとは思っているんだけど・・・
なんてことを古道具達を磨きながら思ったワケであります (久々にマジメだな) 

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