シャカシャカエブリディ
イマはどのアタリを走ってるんでしょうかねぇ
特にモノ作りにおいて
何かと互いに共鳴・共感しがちなPBC大将(笑)
制作過程の葛藤及び取捨選択のプロセスが酷似しており
つまるトコロ
ヒトのため、それは自分のため
ってトコに帰結するワケですが
それはそれで場合によっては 己をすり減らす コトでもあり
加えて儲からんと(爆)
それはさておき
すり減った分はちゃんと補っておかないといけません
さてさて、今は何処の空を眺めてるんでしょうかねぇ
土産話を楽しみとしておきますかっ
そんなPBC大将が出発前に
何やら手の込んだ木工品を置いていったぞ なんだコレ?
モノは ククサ っていうフィンランドが発祥?のマグ的アイテムでして
厳密には 白樺のこぶ から削り出すのが本流らしいので
コイツは ククサ風 なマグとなるカモですが
とりあえずたたずまいはいい感じっすね
製作者は再始動した GA.KOPPER のKOPPERさんで
半完成品?で売られてたのをPBC大将が引き取ってきたらしい
半完成とはいえ、ほぼ輪郭は出ていて
あとはエッジを滑らかにして面を研ぎだすくらいのコトではあるのですが
噂ではKOPPERさんがココまでやって力尽きた説もあったり・・・(笑)
で、仕上作業を委ねられまして
ワタクシ、一足お先にすり減り補充?が完了してますので(笑)
小一時間ほどコイツを眺めつつ
気付けば シャカシャカ と削り出してた次第
手順的に正解かどーかは分かりませんが
#240でおおよその輪郭を出しまして
一旦全体を水拭きし、乾燥したトコで再びシャカシャカ
乾く過程で繊維が膨らむっていうんですかねぇ、手触りが粗くなるので
ソコを再び研ぎ慣らすっていうのを繰り返します
そんな工程を#1000くらいまで繰り返しますと
木材自らがツヤを放ち始めます
トコロで、この木何の木気になる木・・・
クルミ?ナラ? タモではないけどとにかく硬い
キレイな木目が出てきました
切削シャカシャカが完了したら
お次は表面のコーティングになるワケですが
ココで大きく道が分かれますね
後々の手入れを楽チンに済ますなら
食器対応してるニス等々を入れるのが吉です
しかしながら
このキット?にはオイルが付属してまして
ボトルの表記を信じるなら ラ・トゥランジェル のクルミ油?なのかなぁ
匂いはクルミっぽいんだけども・・・ KOPPERさんに聞いてみよーっと
オイルフィニッシュの場合だと
食器用洗剤とかで洗うなら再度オイルアップが必要だったりで
ちょっとした手間は増えるのですが
使うほどに表情が変化していく楽しみもあったりしますな
ワタクシ自身、オイルフィニッシュはお初でもあるので
迷うことなく作業開始!
硬い木の面を出しちゃった後なので
オイルの入りは穏やかでしたが
1/3ほどオイルを使ったトコロで一旦入りきった感じアリでした
あとは時間をかけてオイルを使い切るまでのんびりいきますか
せっかくなので・・・ やっておきましょーか(笑)
このデータのキモは赤の輪郭線ね 手作り品なのでセンター決めが腕の見せ所っす
所定の位置にマーキングしようと思うと
どこにワークを置くかをあらかじめ決めておく必要があるのね
だもんで、ククサ下の薄板に先程の赤線を先に入れておき
そこに合わせてククサを ピタ っと置けば位置が決まるワケ
道具が超上級品?になりますと
レーザーのトコにカメラが付いていて
その映像をPC上で確認しながら図案を配置できたりするのよね・・・ いいなぁ
猛者になるとそーいった改造に挑んでる方もいるのですが
ベースマシン的に
精度っていう意味でウチのは 大らか なもんで(笑)
おおよそ 大体 くらいを狙ってるのがケンコー的っすね
図案のレイアウト中
ククサのサイズに図案を合わせると、場所によっては文字が極小になるなぁと
う~ん もしかすると文字がつぶれちゃうカモ
っていう懸念はあったんだけども
過去のケーケンから、硬い木ならイケるハズっ
っていう思いもあり、いざっ
で、結果が上写真 いやはやスゴいね! 裸眼では読めませんが(涙)
誤解のないよーに加筆しますと
コレ、ワークが硬かったからこその解像感でして
2×4材のよーな軟材系で同じセッティングデータを採用しますと
多分文字がつぶれます
レーザー出力が弱ければその限りではナイですが
それだと彫り込みも浅く色も薄くなるワケで・・・
このアタリにレーザー刻印機の面白さがちりばめられてまして(多分)
丸焦げ的失敗なども大いに受け入れ(笑)
ワークの特徴を活かしたデザイン探求が楽しいワケです ハイ
トキは流れて2週間後
一日に1回~2回、大体2滴ほどのオイルを擦り込み続けまして
先日とうとうオイルを使い切りました
しかしながら、触り心地は決してオイリーではなく
スルっとサラっとした触感に萌えます(病)
オイルの塗布に際して
ワタクシはペーパータオルでシャカシャカいってたんですが
同じタオルを使い続けますと、さながらダスキン?的なタオルに成長しまして
オイル分を含んだ 磨きタオル となるのね
だもんで、ボロボロになるまで同じのを繰り返し使ってたんですが
上写真のは3代目だったかな?
オイルを使い切った後も、コイツで磨くとツヤが増します(笑)
そんなワケでひとまず完成! 程よいツヤになったと思う
持ち主が帰ってくるまで(笑)
しばらくはボロタオルで磨き続けるとしますか
むぅ・・・
先週末だったか
ガレージに降りますと、どこからともなく薄~く シュー って聞こえてきます
ウチはガスを使ってないのでガス漏れではないんだけども
音の出どころを探してみますと、どーやらボイラーに向かう水道管からっぽい
で、凍結防止帯をペリっと剥がしますと・・・ うゎココだぁ・・・
上写真の中央あたりにある黒いトコね
ココから霧吹きくらいのイキオイで シュー っと吹き出ております
一度はビニールテープを巻いて見なかったコトにしようとも思いましたが(爆)
放っておけばすぐに冬が来てキレイな氷柱になるコト間違いナシ
しゃーない やるかぁ
とはいえ、どこから外せばいいのかなぁ・・・
このパイプを回すにはこのエルボーを先に外して・・・
このエルボーを回すにはこの直管を外して・・・
この直管を回すにはこの減圧弁を・・・ 終わらんわ(爆)
で、近辺の凍結防止帯をひとしきりご開帳したトコロで思い出した
ウチのボイラーは貯湯式なので、水圧を抑える減圧弁が必須なんだけども
この減圧弁から先は低水圧になるので、銅パイプのロウ付けで組んでたんだよね
コレならピンポイントで分解できるぞっ
ってコトで、銅パイプの始まり部分にトーチを当てて一旦分離
そこから前記したネタ達を順々に取り外し、患部のパイプに到着!
今年は何だか
サビサビ案件 に翻弄されっぱなしな気もしますが(苦笑)
患部のパイプは想像以上にやられてましたな・・・ こんなになるの?
20年ほど前に新品部品で組んだハズなのに・・・
外した水道管内部は
血管内に出来る血栓のごとく、内壁にサビの コブ が無数にあり
材質的にイチバン薄くなったトコから プシュー っときたっぽい
まぁ でも
コレがもしイチバン忙しかった真夏とかに発生してたら・・・
多分、感情に任せて片っ端から水道管をグラインダーで切り刻んでたカモ(笑)
そう思うと、この水道管もイロイロと察してくれた・・・ と思うコトにする
何はともあれ、お疲れ!
現状、実害は無かった患部外の短いパイプ
バラしてみると、状態としてはコッチの方がシリアスだった件・・・
パイプ端部のネジ山がほぼ消失してましたわ・・・(汗)
水道管は基本的にテーパーネジなので
残ってるネジ山から締め付けるのはほぼ不可能
サビが進行していけばココから ポキ っといくのは必然で
そーなると霧吹きどころの騒ぎじゃないっす 危なかったぁ
そんなワケで
今回は患部から減圧弁までを全て刷新するコトに
実は水道管の入れ替えよか
ロウ付けした銅パイプを元に戻す方が難儀しましたが(笑)
出来たっ と思い元栓を緩めますと
ロウ付けの甘いとこから プシュー っとね コレを3回ほど(爆)
解体の際、パイプを少しつぶしてたのカモなぁ
漏れたトコを シャカシャカ と研ぎ直してリトライを続けた感じ
理想を言えば
水道管を全てライニング管とかにすればいいんだろうけど
家全体ってコトになると・・・少なく見ても30mは必要・・・
また漏れた時に考えようと思う(爆)
この時点では気付いてないのだった
Ninja号の色塗りはよーやく一段階進みまして
3コートパールとなる赤をまずは済ませた感じ
あとは外装を一度車体に組んでラインの位置決めをしつつ
お楽しみ?なグラフィック入れの工程&仕上クリアってトコですかね
そんな中
Fフェンダーは塗り分けのないパーツになるので
一足先に完成までを目指しつつの上写真
フェンダー前方にはNinja君トコのチーム?ロゴを
で、後方には
何かはあるカモだけど最悪の事態には至らない
っていうおまじない効果が
あるとかないとかでお馴染みの?我が おぴょぴょ君 をひっそりと塗ろうかと
で、鼻歌交じりにマスキングしつつ
ココは控えめに暗めのシルバーかしら?ってな感じでプシューっと
ヨシヨシ、キレーに塗れたぞっ
穏やかなキモチでマスキングを全て剥がし
あとは仕上のクリアーだなぁ
それは午後からでも・・・ とか思いつつ
全体をじーっと眺めていて突然青ざめた・・・
ロゴの前後、間違えてるじゃんかっ!
本来は前方に入るハズのロゴが後ろに・・・
つまりおぴょぴょ君がバッチリ前方に鎮座してるのよね(滝汗)
しばらく気絶した後
いてもたってもいられずNinja君に連絡
ロゴの前後間違えちった・・・ コレでもいーかな?
と、泣きを入れ&快諾してもらい、一旦は落ち着きました がっ
元々が後ろのつもりで入れてたおぴょぴょ君なので
フェンダー端部からの距離感も後ろ的な位置取りをしていて
それを前側目線で見ますと・・・ 激しく気に入らん
一旦グラフィックを削り落とすか・・・でもパール層まで削っちゃうカモ・・・
っていう不安はありつつも
いよいよになったら全てやり直すっ と腹を決め
全神経を集中しつつの シャカシャカ っす
そう、ココ数週間は何がしをずーっと シャカシャカ してるのです(笑)
結果、パール層に被害は及ばずリトライの運びとなりましたとさ
危なかったぁ
そんなこんなで
とりあえずはFフェンダーの完成! FPRロゴはサービス(謎)
一時はどーなるかと思いましたが
コレもまた
何かはあるカモだけど最悪の事態には至らない
効果なのかっ?
アナタもおひとつ如何? なんつって
自己満足以外のナニモノでもないのですが
こーしてフェンダーをつまんだ際、裏側 も ツルッツルなのです
そう それが 触感道 なのであーる
コレを言いたかっただけなのであーる
特に意味はないのであーる(爆)
最近のワンコ
ワンコがまだチビ助だった頃
寂しさからなのか、昼を待たずに遠吠えをして己の存在をアピール(笑)
ヒザに乗せとけば満足するのかすぐに眠ると・・・ 何だよっ
ってな感じで3ヶ月ほどは午前中が仕事半分だった記憶がありますが
時は流れて13年後・・・
ワンコは一足先に おじいちゃん の道を突き進んでまして
最近はとうとう 深夜オムツ も必須となりつつあります
そんなワンコですが
子供帰りしたのか、時々夕方前くらいから何とも切ない遠吠えをします
目もあまり見えず、耳の聞こえもちょっと衰えてる感じ
そんな状態でヒトの気配がない空間にいれば
不安になるのは何となく想像つきますが
上写真のよーに作業場に連れてくると、満足するのかすぐに眠ると(笑)
しかもワタクシ愛用の社長椅子をねぐらに・・・
ま それはいーんだけども
こーしてワンコを見つめてますと
身をもって老いていくことを教えられてる気もして
イロイロな感情が揺さぶられる今日この頃
日々を大切に過ごさないといけませんな
そりゃ旅にも出るワケですよ(笑)
今年はとにかく色々とターニングポイントがありましたなぁ
と、年末のよーな感傷に浸る間もなく
業務の方がそーっと賑やかになってきましたよ
噂では春先まで・・・(滝汗)
さてさて、またしても意味不明なクライアントを相手に(爆)
すり減り充填の済んだヤマシギさん
思いっきりやっつけるとします
ウリャっ