お客さんの知らないささやかなコダワリ

ウチの模型は 堅い のだ

模型の中

この仕事の風物詩?ではあるんだけど
この時期、冬から春にかけてはとりあえず忙しい日々(年度末だからかな)
本日、無休一ヶ月を更新!(涙) ま ヒマよりはいんだけどね

いくらスケジュールがタイトになっても譲れないのが模型の質感
自分の手から生まれ出るモノだから、言ってみれば社会的分身みたいなモノ
なんてカッコつけたものの、要するに意地っ張りなのだ(笑)

現在作ってるのはスチレンボードを主体としたスタディモデルのやや精密版ってトコかなぁ
ボードにはイロイロ厚みがあるんだけど、好んで使うのが1mm厚のイチバン薄いヤツ
コレだけで箱組みすると薄さゆえ壁も屋根もブニブニになります
だったら3mmとか5mmを使えばいんだけど、見た感じどーも身詰まり感?がチャチいのだ
スチレンボードはスチレン板を上下から紙で覆った素材なんだけど
ボードが厚くなることで上下の紙と紙の距離が遠くなって向こうが透けて見える感じ
まぁ 実際に透けてるワケではないんだけど
模型の中でそれは 壁 でなくて 3mmのボード に見えちゃうのだ(個人的にね)

それを解消すべく辿り着いたのが、オール1mmボードによる構成なんだけど
それを 堅さ に導くため、模型の中は上写真のとーり 
1mm厚のブニブニを解消すべく、中は帆立てだらけなのだ
お客さんが決して見ることのナイささやかなコダワリ!
でもコレじゃ屋根は堅くても壁が薄いままなんだけど、写真の壁は中壁
つまりコレに表材となる壁パーツを貼り付けることで強度が確保されるワケ
で、どこを突付いても 堅い 模型になるのだ!

とはいえ目標にしてるのは物理的な堅さというよりは
堅さを感じさせるため とでも言うかなぁ
模型ってパっと見たトキ、そのスケールの世界にいかに引き込めるかが勝負
モチロン精密に作りこめばある程度達成できるんだけど
その作りこみも受け止める本体があってこそ
だもんで、よほどデタラメな納期じゃない限りスタディモデルはこの仕様

と、たまには仕事してる感も出しとかないとね(笑)


コテ?分解

そんな中
カミさん愛用のカーラー?コテ?が通電しなくなったとのこと
しくみはよくワカラナイけど、とりあえず分解することに
コイツは電源コードの付け根がスイブル機構(くるくる回る)になっていて
取り回しがラクチンなんだけど、通電しないならまずはココが怪しいかなぁと

電源付け根

で、付け根をバラすと上写真のよーなプラグになっていたんで
ダメ元で受けの金具を接触しやすいよーに軽く曲げてみるとアラ不思議
あっけなく治ってしまったぞ (ちょいつまんない)
とはいえ流れてるのはしっかり100V 同様のコトをされる方、くれぐれもご注意あれ

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